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Dominion KX II

Dominion KX II-464

Dominion® KX II は、エンタープライズクラスのセキュアな次世代KVM-over-IPスイッチです。最大64台までのマルチプラットフォームのサーバやシリアルへのBIOSレベルのアクセス制御を提供します。最高のパフォーマンス、セキュリティ、信頼性、柔軟性が標準搭載され、企業の運用管理水準を最大化します。



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製品概要

Dominion® KX II は、最大64台のサーバへのBIOSレベルのアクセス制御を提供するエンタープライズクラスのKVMスイッチです。最高のパフォーマンス、セキュリティ、信頼性、柔軟性が標準搭載され、企業の運用管理水準を最大化します。 ラリタンのKVMスイッチは、通信/製造/政府・自治体/データセンタ/金融/放送といった信頼性が求められる環境で多数導入されています。

  • 仮想メディア機能によるOSやソフトウェアのリモートインストール
  • ずれないマウス(Absolute Mouse Synchronization™)による優れたマウス同期
  • 自動フェイルオーバ機能付き二重化電源と二重化ギガビットイーサネット
  • Apple iPad / iPhoneによるモバイルKVMアクセス制御(CC-SGのバージョン5.2が必要)
  • デジタル音声のサポート。リモートサーバの音声アプリケーションをモニタリング
  • IBM、HP、Dell、Ciscoのブレードサーバに対応
  • カスケード接続により、最大1024台のサーバにローカルまたはリモートアクセス可能
  • 米国政府機関で採用のスマートカード/CACカード認証をサポート
  • FIPS 140-2で有効な暗号化モジュールを内蔵

Dominion KX IIはスタンドアロンでの使用はもちろん、ラリタンのCommandCenter Secure Gatewayによる統合管理ソリューションとの組み合わせでも利用できます。これらを併用することにより、物理サーバ/仮想サーバへのシングルサインオンアクセスが可能になります。

Watch a Flash™ video of Dominion KX II’s award winning features. (英語サイトにリンクします)

ニーズにピッタリのKVMスイッチを探すには、以下の表をご覧ください。

ネットワーク経由の
リモート ユーザ
64 ポート 32 ポート 16 ポート 8 ポート 1 ポート
8* KX II-864 KX II-832      
4* KX II-464 KX II-432 KX II-416    
2*   KX II-232 KX II-216    
1*   KX II-132 KX II-116 KX II-108 KX II-101 V2
  • ローカルアクセスできるユーザは、Dominion KX II 864と832は2ユーザまで、他のモデルは1ユーザまでとなります。ネットワーク経由のユーザは同時接続が可能です。

KVMスイッチでは最高峰の解像度であるリモートビデオ解像度がフルHD 1920x1080のほか、1680x1050、 1600x1200のワイドスクリーンに対応しました。暗号化方式は256ビットSSLやRC4を採用しています。また、オプションでリモート電源ユニットとデュアルスタックIPネットワーキングを提供し、IPv4とIPv6を同時にサポートします。操作性にもこだわり、各種オペレーティングシステムおよびブラウザに幅広く対応したWebブラウザベースの共通ユーザインタフェース、Virtual KVM Desktopを特長としています。

Dominion KX IIは、KVM-over-IPスイッチとCIM (コンピュータインタフェースモジュール)から構成されます。

  • CIMはサーバのKVMポートに接続され、UTPケーブル(Cat5/5e/6)を使用してスイッチから45メートル離れた場所に設置できます。CIMは、キーボード/マウスをエミュレーションすることで「キープアライブ」を実現します。
  • 各種Webブラウザまたはスタンドアロンクライアントを使用して、Windows®、Linux®またはSun®デスクトップからアクセスできます。
  • WindowsまたはJavaベースのリモートクライアントソフトウェアがWebブラウザから自動的にダウンロードされます。緊急時のモデムアクセス用にスタンドアロンクライアントが用意されています。
  • 複数のDominion KX IIをカスケード接続することによって、データセンタの中またはリモートサイトから最大1024台のサーバにアクセスできます。
  • 仮想メディア、128ビットAESまたはRC4暗号化、フェイルオーバに対応した二重化電源と二重化ギガビットEthernetポート、SNMP、Syslog、およびLDAP、Radius、Active Directory®認証との統合など、機能の全てを導入後すぐに利用できます。 また、IBM、HP、Dell 、Ciscoのブレードサーバに対応しています。

特長と利点

特長

利点

ハードウェアの特長

次世代ハードウェアアーキテクチャ

Dominion KX IIは、高度なハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャを持つ正に次世代のKVMスイッチです。この画期的な設計により、KVM over IPのパフォーマンス、信頼性、利便性、互換性、セキュリティは新しいレベルに達しています。

「プラグアンドプレイ」のアプライアンスで、素早く簡単にセットアップ

Dominion KX IIは、セキュアなLinux®ベースのハードウェアアプライアンスです。全てのDominion KX IIの特徴が認証やブラウザ経由のアクセスを含めて、このアプライアンスに内蔵されているため、追加のサーバを必要としません。

HDビデオ解像度とデジタルオーディオ対応高性能の次世代ビデオハードウェア

Dominion KX IIのKVM over IPエンジンは、ラリタンの次世代テクノロジを採用し、ラックの前で操作するのと同様の機能を仮想的にユーザに提供します。次世代機能として、高速な画面更新、1920x1080のリモートビデオ解像度、高度なカラー補正機能、サーバ単位のビデオ最適化が挙げられます。

フェイルオーバ機能付きの二重化電源

信頼性と冗長性を向上させるために、Dominion KX IIの全てのモデルは二重化AC入力、二重化電源、自動フェイルオーバ機能を持ち、電源供給の冗長構成をサポートします。電源の障害は、正面パネルのLED、SNMPトラップ、ログメッセージ、管理マネージャを通じて通知されます。

キーボード、マウス、USBメディア用の4つのUSBポート

Dominion KX IIには4つのUSB 2.0ポートが搭載されています。3つは背面パネルに、1つは正面パネルにローカルキーボード、マウス、USBメディア用に用意されています。

フェイルオーバ機能付きの二重化ギガビットEthernetポート

冗長性を確保するために、Dominion KX IIは二重化ギガビットEthernetポートによる高可用性を提供します。一方のEthernetスイッチまたはインタフェースカードで障害が発生しても、自動的にもう一方のポートにフェイルオーバし、動作を継続します。

複数のハードウェアモデル

複数のハードウェアモデルにより、1、2、4、8人のリモートユーザが8、16、32、64台のサーバに同時にアクセスできます。ラリタンは、64 ポートのデジタル KVM スイッチを提供する業界屈指のベンダです。

1Uまたは2Uに収納できるフォームファクタ

Dominion KX II-464、Dominion KX II-864は2Uサイズ、それ以外のモデルは1Uサイズです。Dominion KX IIは効率よくラックに収めることが可能です。

Cat5ケーブリング

Dominion KX IIと各サーバとの接続には標準規格のCat5 (UTP)ケーブルが使用できます。サーバは、Dominion KX IIユニットから最大で45メートル離れた場所に設置できます。

マルチプラットフォームCIM (コンピュータインタフェースモジュール)

Dominion KX IIは、PS/2、USB、Sun®、およびシリアルサーバに接続するマルチプラットフォームCIMをサポートしています。Dominion CIMは、サーバ解像度に応じてDKX2から最大で45メートル離れた場所で稼働できます。

構成可能なハードウェアリセットボタン

Dominion KX IIの背面パネルには、管理者が設定可能なハードウェアリセットボタンが用意されています。

緊急アクセス用モデムポート

Dominion KX IIの全てのモデルには、ネットワークを利用できなくなった場合に外部モデムを利用してリモートアクセスするためのモデムポートが内蔵されています。

KVM-over-IP 接続性の特長

1、2、4、8人の同時リモートIPユーザ

Dominion KX IIは、購入モデルに応じて1、2、4、8人のリモートユーザへの同時KVM over IPアクセスを提供します。ラリタンは、ほとんどのお客様のニーズと予算にお応えできるように、DKX2のモデルを豊富に取り揃えています。ノンブロックのローカルポートアクセスは、全てのモデルで提供されます。

8、16、32、または64のサーバポート

Dominion KX IIには、Cat5ケーブルを使用して最大で8、16、32、64台のサーバを接続できます。ラリタンは、1、2、4チャネルの32ポートモデルを開発した最初のKVM over IPベンダであり、64ポートデジタルKVMスイッチを世界に先駆けて発売しました。

リモートネットワークアクセス / KVM -over-IP

Dominion KX IIは、業界屈指の性能と柔軟性を誇り、受賞歴もあるKVM-over-IPテクノロジ、Dominion KXのビデオ圧縮回路をさらに拡張させています。ユーザは、ネットワーク(LAN、WAN、インターネット、モバイル端末(iPhone/iPad)、ダイヤルアップのどこからでもDKX2にアクセスでき、管理者は、トラブルシューティング、再設定、リブート、そしてサーバ電源のオン/オフまでリモートで実行できます。

Apple® iPhone®やiPad®によるモバイルアクセス

PC端末からのアクセスと同様の高いセキュリティでiPhoneやiPad経由でサーバにリモートからアクセスと制御が可能です。(CommandCenter® Secure Gateway バージョン5.2が必要になります)

柔軟性に富んだカスケードにより1024台までのサーバにアクセス

複数のDominion KX IIを接続することで(カスケード)、それぞれに接続されたサーバへデータセンタ内またはリモートからのアクセスが可能です。統合ポートリストまたはワイルドカード検索により1024台までのサーバにアクセスできます。

業界初のブラウザベースのローカルコンソールポート

Dominion KX IIは、業界初のブラウザベースのローカルアクセスを提供します。リモート/ローカルとも同じGUIを使用することにより、操作性と管理性が大幅に向上します。さらに、便利なホットキー切り替えにも対応しています。

日本語、中国語といった多言語に対応

Dominion KX IIのリモートHTMLユーザインターフェースとKVMクライアントは日本語、簡体字中国語、繁体字中国語をサポートするようになりました。KVMスイッチ単体でも、CC-SG経由でもこれらの言語をサポートします

ブレードサーバのアクセス制御

Dominion KX IIは、HP®、IBM®、Dell®、Cisco®などの主要なブレードサーバに対応しています。そのアクセスは、(1)ラック前(ローカル)(2)IPネットワーク(3)CommandCenter Secure Gateway経由(4)モデム、のいずれの方法においても、シンプルかつ自動化されたセキュアなKVM over IPアクセスです。

ブレードサーバはシャーシ別に画面表示され、ワンクリックでアクセス可能です。ブレード毎のアクセス許可を経由した先進的なセキュリティとホットキーブロッキングにより認証していないアクセスを排除します。他のベンダと異なり、DKX 2のこの機能は、管理ツールを入れることなく利用できるので、中小規模システムのお客様に最適です。エンタープライズのお客様には、多種多様なデータセンタ環境に必要な集中認証やセキュリティ管理を提供するCommandCenter Secure Gatewayとの併用により、シームレスなブレードサーバ統合を実現します。

統合型リモート電源制御 - KX IIあたり最大で8つの電源ストリップ

ユーザは、オプションのラリタンリモート電源制御ユニットに接続されているサーバの電源オン/オフ切り替えを実行できます。システム管理者はサーバをリモート環境からトラブルシューティングできるだけでなく、マウスのクリック操作のみでサーバの電源オン/オフを切り替えることもできます。1つのKX IIユニットで最大で8つの電源ストリップに対応し、ユーザフレンドリなリモート電源制御を利用できます。またサーバ以外の機器のアウトレットのオン/オフも可能です。

DKX2-832、DKX2-864の延長ローカルポート

Dominion KX IIの8ユーザモデルには標準のローカルポートに加え、追加でローカルポートがあり、UTPケーブル経由でラック、管理室を超えてデータセンタ内の離れた場所や、他のDKX2やParagon IIまでの延長を可能にします。

デュアルDIMでアクセスの二重化や増加を可能に

Dominion KX IIがParagon IIのデュアルCIMをサポートするようになり、データセンタのサーバを2台の異なるDKX2に接続することが可能になります。1台のDKX2スイッチにアクセスできないときも、2台目のDKX2からアクセスが可能なためアクセスの二重化とリモートKVMアクセスレベルの倍増が可能になります。

二重化スタックIPネットワーキング – IPv4とIPv6対応

Dominion KX IIは二重化スタックIPネットワーキングを提供し、IPv4とIPV6を同時にサポートします。

仮想メディア

KX IIの全てのモデルで利用できる仮想メディア

Dominion KX IIの仮想メディア機能により、ターゲットサーバへのリモートドライブ/メディアのマウント、リモート環境からの起動と診断を実行できます。

幅広くサポートされる仮想メディアドライブおよびデバイス

内蔵・USBのCD/DVD/ドライブ、USBメモリスティック、PCにマウントされたHDやリモートドライブ、ISOイメージなど、様々なメディアを使ってリモート操作が可能(OSにより異なる)です。Dominion KX IIは、PCのハードドライブやリモートでマウントされたディスクのアクセスもサポートし、より柔軟性と生産性を高めます。

仮想メディアでデジタル音声転送

デジタルUSBオーディオにIP経由で仮想メディア接続中にサーバにある音声アプリケーションにリモートアクセスできます。再生、録音いずれも対応。IT管理者、ソフトウェア開発者、放送業界やエンタテイメント業界のユーザ、音声コンテンツ制作やリモート監視に最適です。USBデジタルオーディオ、CD品質のオーディオ、再生・録音のバッファ設定、アナログ・USBスピーカーやマイクにも対応します。

128/256ビット暗号化による安全な仮想メディア

仮想メディアセッションは、128、256ビットAESまたは128ビットRC4暗号化を使用してセキュリティ保護されます。

新しい二重化USB仮想メディアCIMとUSBプロファイル

新しい仮想メディア用デュアルUSB CIM、D2CIM-DVUSBとUSB機能により、仮想メディアドライブのBIOSレベルからの利用を拡張できます。

仮想メディア、「ずれないマウス」機能、ファームウェアの更新に対応した新しいUSB CIM

D2CIM-VUSBは、USB 2.0インタフェース対応のターゲットサーバとの仮想メディアセッションをサポート。「ずれないマウス」機能とリモートファームウェアの更新にも対応しています。

KVMクライアントアクセスと制御

ユニバーサルなKVMクライアントアクセス - いつ、どこから、どのような環境にも対応

Dominion KX IIは、業界標準のOS、プラットフォーム、およびWebブラウザに柔軟に対応。Internet Explorer 9®、Firefox 4もバージョン2.4からサポートしています。クライアントライセンスの追加費用や余計なソフトウェアライセンスは発生しません。

次世代の共通ユーザインタフェース

リモート/ローカル共通のブラウザベースのインタフェースにより、操作の一貫性が保たれ、トレーニングに時間を割くことなく、生産性が向上します。

Webアクセス対応KVMクライアント

ユーザは、いつでもどこからでもWebブラウザ経由でDominion KX IIにアクセスできます。ラリタンのKVMクライアントソフトウェアは自動的にダウンロードされるため、各ユーザのデスクトップに「クライアント」ソフトウェアをインストールする必要はありません。

iPhoneやiPadからのモバイルKVMアクセス

Dominion KX IIに接続されたサーバのアクセス制御が、AppleのiPhoneやiPadから可能に。24時間365日の緊急アクセスがより便利になりました。CC-SGのリリース5.2以降のバージョンが必要になります。

Windows®、Linux、Sun/Solaris、マッキントッシュのための WindowsとJavaKVMクライアント

ラリタンのWindowsおよびJavaベースのクライアントは、Windows、Linux、Sun/Solaris、マッキントッシュデスクトップのマルチプラットフォームアクセスおよび制御を提供します。

PCシェアモード

PCシェアモードを使用することにより、同じサーバに対して最大8人のユーザ同時にアクセス可能。この機能は管理者が共同でサーバのトラブルシューティングを行う場合に便利です。

接続/切断のスクリプト

ユーザが一台のサーバに接続、切断するときのスクリプトを定義できます。サーバの起動、ログイン画面の立ち上げ、自動ログオフをするのに役立ちます。

サーバステータスと可用性のリアルタイム表示

ユーザは、特定のサーバが現在アクセス可能/利用可能であるかどうかを管理画面から簡単に確認できます。

起動設定のカスタマイズ

KVMクライアントを起動する方法をカスタマイズできます。フルスクリーンモード、プライマリ/セカンダリモニタ、シングルマウスモード、スケーリングなど。

Dominion KX IとDominion KX IIへのマルチプラットフォーム クライアントアクセス

現在Dominion KXをご利用のユーザは、お持ちのDominion KX スイッチと新しく追加購入されたDominion KX IIにマルチプラットフォームクライアントによる同時アクセスが可能です。

リモートビデオ機能

高画質(HD)リモートビデオ解像度 1920 x 1080

Dominion KX IIは、KVM over IPで初の高画質(HD)リモートビデオ解像度サポート製品です。さらに、1600x1200、1680x1050 、1440x900といった一般的なワイドスクリーンフォーマットに対応するため、リモートユーザも最新の高解像度モニタを利用できます。

全画面ビデオ表示

Dominion KX IIの全画面ビデオ表示ならではの、対象サーバに直接接続しているかのような操作性。ウィンドウ枠やツールバーのない対象サーバの全画面表示が可能です。新しいポップアップメニューバーで、KVMクライアント機能をフルスクリーンモードでもKVMクライアントを使えます。

ポートスキャンニングとサムネイル表示

選択したサーバをスライドショーやリアルタイムのサムネイル表示ができます。サーバのリストを選択して、スキャンのインターバルを設定すれば、サーバにすばやくアクセスできます。リモートでもローカルでも可能。

デュアルモニタKVMクライアントサポート

生産性を高めるために複数のLCDモニタを利用するユーザのために、Dominion KX IIはKVMセッションを複数のモニタで開始できます。フルスクリーン、スタンダードモードともに対応。

サーバのリストが片方のスクリーンに表示され、もう片方でフルスクリーンKVMセッションを開始できます。またはセカンダリとしてデスクトップモニターをKVM専用にもできます。

柔軟に行える画面の拡大/縮小

対象サーバの画面表示をクライアントのディスプレイウィンドウに合わせた拡大/縮小が可能。Dominion KX IIの柔軟な拡大/縮小機能により、ユーザは固定サイズのウィンドウに制限されず、ウィンドウ枠を必要なサイズに広げたり、サムネイル表示にしたりすることができます。

自動カラー補正機能

Dominion KX IIは自動および手動の色補正機能を提供。画面表示を最適化して、生き生きとしたほぼ実物通りの色を実現します。

15ビットカラーのサポート

Dominion KX IIの15ビットカラーサポート(32,000色)のサポートにより、ネットワーク経由でも優れたビデオ品質が提供されます。モデムや、低帯域幅リンクによる接続にも対応できるように、複数のカラーモードとグレースケールが用意されています。

自動・手動構成可能な帯域幅設定

ネットワークの帯域幅に合わせてビデオを自動調整。高速LANアクセスの場合、使用可能な帯域幅が多く、高品質のビデオ情報を送信可能なため、パフォーマンスが向上します。

高速なビデオ切替

Dominion KX IIの高度なビデオ解像度検出機能により、ビデオ切替がスムーズに行われ、ターゲットサーバに迅速にアクセスできます。

マウス・キーボード機能

「ずれないマウス」機能(Absolute Mouse Synchronization)

究極のマウス同期機能により、リモートおよび対象となるWindowsやMAC®サーバのマウスポインタの同期が外れることはありません。また、互換USBマウスポートを持つサーバの場合、ターゲットサーバ上でマウス設定を調整する必要がありません。これにより、インストール時間が短縮し、Dominion KX IIのプラグアンドプレイ性能を拡張します。この機能はD2CIM-VUSBおよびD2CIM-DVUSBの仮想メディアCIMで有効になります。*対応OSが必要

インテリジェントマウス同期機能(Intelligent Mouse Synchronization)

ほとんどのKVMスイッチでは、ターゲットサーバのマウスの動きと加速度をKVMユーザごとに手動で設定する必要がありますが、Dominion KX IIのインテリジェントマウスオプションを使用することにより、マウス設定は自動的に調整され、このような手間が省けます。この機能がDKX2のプラグアンドプレイ操作をより確かなものにします。

スピーディなシングルマウスモード

多くのDominion KX IIユーザは、マウスを2つ使用する構成を好みますが、D KX2のシングルマウスモード機能はスピーディなパフォーマンスを提供し、サーバやOSに何かの変更をする必要もありません。

透過的なキーボード処理

透過的なキーボード処理とは、ユーザのキー操作が全て仮想的にターゲットサーバに送信され、デスクトップクライアント側では処理されないことです。ラリタンのVirtual KVM Desktopの重要機能である本機能を使うことにより、キーボードマクロ作る必要性はほとんどなく、ユーザはよりスムーズにターゲットサーバを操作できます。

ターゲットサーバへのテキスト送信

データセンタなど遠隔拠点からターゲットサーバにテキストデータやコマンドを送信できます。

セキュリティの特長

FIP140-2 暗号モジュール

政府、軍隊といった高度のセキュリティが要求されるアプリケーションに対応して、Dominion KX IIは暗号化強化のために米国政府機関のFIPS140-2暗号モジュールを採用した最初のデジタルKVMスイッチです。FIPS140-2対応としてテスト・確認されたモジュールは、米国、カナダの連邦政府で機密情報の保護に利用できます。

AES暗号化

次世代標準暗号化方式Advanced Encryption Standard(AES)暗号化を採用。AESは米国政府が承認した暗号化アルゴリズムで、米国標準技術局(NIST)のFIPS標準197で推奨しています。128ビット、256ビットが利用できます。

スマートカード/CAC認証対応

Dominion KX IIは、ローカルでも、IP経由のスタンドアロンでも、CC-SG経由でもスマートカード認証(CACを含む)に対応しています。米国政府のHSPD-12, PIV、CAC指令、ISO7816,、PC/SCおよびCCID標準に対応しています。ご使用に際してはD2CIM-DVUSBが必要です。

ビデオと仮想メディア、スマートカードの暗号化

Dominion KX IIでは、キーボードおよびマウスのデータに加え、ビデオ信号も安全に暗号化します。仮想メディアとスマートカードのデータ転送も安全です。

RADIUS、LDAP、および Active Directory®認証

LDAPまたはRADIUSのどちらかのプロトコルを使用して、Microsoft®のActive Directoryなどの業界標準ディレクトリサーバと統合。これにより、Dominion KX IIは既存のユーザ名/パスワードを使用したセキュリティを実装できます。

「強力なパスワード」機能

管理者が設定できる「強力なパスワード」機能を装備しています。

設定可能なセキュリティバナー

政府や軍隊のようなセキュリティが厳しく、ユーザログイン前にセキュリティメッセージを必要とするユーザのために、KX IIはユーザが設定できるバナーメッセージを表示し、ログイン前に確認を求めることができます。

「ステルスモード」と設定可能なポート番号

標準的なTCP/IPのポート番号を避けてセキュリティを向上させたいユーザのために、Dominion KX IIは、管理者が違うポート番号を設定できるようにしています。

SSL認証のアップロード

Dominion KX IIの電子証明書にアップロードして、認証や安全性を強化することができます。

ユーザ、グループ、権限によるローカル認証

外部認証のほかローカル認証にも対応。管理者は、管理権限およびポートアクセス権限を持つユーザやグループをカスタマイズし、定義できます。

複数のセキュリティ機能

「強力なパスワード」ルール、パスワードエージング、アクセスコントロールリスト、非活動タイマ、グループ権限、ポート単位認可など、多くの追加セキュリティ機能を提供します。

管理機能

リモートとローカルでの運用と管理

管理者は、自身のデスクトップからシンプルなGUIを使って、運用、管理、設定操作を全て実行できます。

ラリタンのCommandCenter® Secure Gateway との統合

Dominionシリーズのその他の製品と同様、Dominion KX IIは、CommandCenter Secure Gatewayと統合可能です。CC-SGは全てのDominionデバイスを単一の論理システムに集約し、シングルサインオンでのアクセス制御を提供します。

CC-SGのリリース5.2以降を経由すれば、Dominion KX IIに接続されたサーバにiPhoneやiPadからアクセスできます。

SNMP管理とSyslogによるイベントログ

システムとユーザのイベントをログ化し、各デバイスにログファイルとして残せます。永久ロギングには、Dominion KX II SNMPエージェントが、SNMPトラップを配布し、重要なシステムイベントを把握。SNMPトラップは管理者が設定できます。Syslogロギングも利用可能です。

ファームウェアアップグレード

Dominion KX II のファームウェアアップグレードは、ラリタンのWebサイト上からファームウェアファイルをダウンロードすればすぐ行えます。

D2CIMのファームウェアの更新

Dominion KX II のCIM(DM2CIM)は、DKX2本体からファームウェアのアップグレードが可能。これには仮想メディアとずれないマウス、スマートカード/CACやデジタルオーディオをサポートするCIM、およびD2CIM-PWRが含まれます。

Dominion KX Iとの互換性

既存のDominion KX Iスイッチは、Dominion KX IIとともに引き続き使用可能。CC-SGおよびラリタンのマルチプラットフォームクライアントは、DKX IおよびDKX IIに接続されたターゲットサーバとシリアルデバイスへのシームレスなアクセス制御をサポートします。

Paragon®とDominion® CIMとの互換性

Dominion KX IIでサポートされるParagon I、Paragon II CIMの一部モデル、およびDominion KX I のDCIMを使うことができます。ParagonとDominionのユーザで、DKX2へのアップグレードをお考えの方は、CIMの多くを引き続き利用できるので、移行コストを抑えることができます。

FAQ

質問

答え

Dominion KX IIとは何ですか?

Dominion KX IIは第2世代のデジタルKVM (キーボード/ビデオ/マウス)スイッチです。IT管理者はこれを使用することで、ネットワーク経由で8、16、32、64台のサーバにBIOSレベルでアクセスし、制御できます。KX IIはハードウェアとOSに全く依存しないため、ユーザはサーバが停止している状態でもサーバのトラブルシューティングと再構成を実行できます。

ラックの中では、KX IIは従来のアナログKVMスイッチと同等の機能、利便性、省スペース、省コストを実現します。そのうえ、業界屈指の性能を誇るKVM over IPテクノロジも搭載されており、ネットワーク化されたワークステーションから複数の管理者がサーバKVMコンソールにアクセスすることができます。また、ラリタンの集約管理機器CommandCenter ®  Secure Gateway (CC-SG)Ver 5.2 経由でiPhoneやiPadといったモバイル機器からもアクセスできます

Dominion KX IIは、リモートコントロールソフトウェアとどのような点が違うのですか?

Dominion KX IIをリモート環境で使用している場合は、インタフェースの見た目はpcAnywhere™、Windows® Terminal Services/Remote Desktop、VNCなどのリモート制御ソフトウェアとあまり変わりません。しかし、KX IIはソフトウェアではなくハードウェアソリューションであるため、より強力です。

  • OSとハードウェアに依存しない:Windows、Linux®、SolarisなどのOSが稼働し、Intel®、Sun®、PowerPCなどのCPUを搭載したサーバを管理できます。
  • 状態に依存しない/エージェント不要:管理対象サーバでOSが稼動している必要がなく、管理対象サーバに特別なソフトウェアをインストールする必要もありません。
  • アウトオブバンド:管理対象サーバ自体のネットワーク接続を利用できない場合でもKX II経由で管理を行うことができます。
  • BIOSレベルのアクセス:サーバが起動途中で停止したり、セーフモードでの起動が必要となったり、システムBIOSパラメータの変更が必要となった場合でも、KX IIは問題なく機能して、これらの設定を実行できます。

Dominion KX IIはラックマウント対応ですか?

Dominion KX IIの出荷時に同梱された19インチラックマウントブラケットを使ってラックマウントが可能です。また、ポートがラック前面に向くように逆向きにマウントすることもできます。

Dominion KX IIの大きさはどれくらいですか?

Dominion KX IIの高さは1Uです(ただし、DKX2-464、DKX2-864は2U)。標準の19インチラックに取り付けられ、奥行きも11.4インチ(29 cm)と小型です。(DKX2-832とDKX2-864は36cm)

リモートアクセス機能

各Dominion KX IIでは、何人のユーザがサーバにリモートアクセスできますか?

Dominion KX IIの各モデルは、1ユーザチャネルあたり最大8ユーザに同一サーバへのリモート接続を提供します。

たとえば、DKX2-116のような1チャネルデバイスでは、最大で8人のリモートユーザが1つのターゲットサーバにアクセスし、制御できます。DKX2-216のような2チャネルデバイスでは、最大で8人のユーザがチャネル1のサーバに、最大8人の別のユーザがチャネル2にアクセスできます。DKX2-416のような4チャネルデバイスでは、1~4のチャネルごとに最大8人のユーザがアクセスできるので、合計で32人(4チャネル×8人)のユーザが4台のサーバに同様にアクセスし、制御できます。同様にDKX2-832のような8チャネルデバイスでも8人のユーザがチャネルごとにアクセスできるため合計64人のユーザからのアクセスが可能です。

iPhoneやiPad経由でサーバにリモートからアクセスできますか?

今回のDominion KX IIのバージョン2.4から、CC-SGのバージョン5.2経由でKXIIに接続されたサーバにiPhoneやiPadからアクセス可能です。

2人のユーザが同時に同じサーバを見ることはできますか?

可能です。実際には最大で8人のユーザが1つのサーバに同時にアクセスし、制御できます。

2人のユーザの一方がリモートから、もう一方がローカルポートから同じサーバにアクセスすることはできますか?

可能です。ローカルポートはリモート「ポート」から完全に独立しています。ローカルポートは、PCShare機能を使用している同一サーバにアクセスできます。

クライアントからDominion KX IIにアクセスするには、どのようなハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク設定が必要ですか?

Dominion KX IIはWebアクセスに完全に対応しているため、アクセス用の専用ソフトウェアをクライアントにインストールする必要はありません(外部モデムからアクセスする場合は、Raritan.comで入手できるオプションクライアントをインストールする必要があります)。

Dominion KX IIには、Internet Explorer、Firefoxなどの主要Webブラウザからアクセスできます。KX IIは、ラリタンの新しいWindows Client、Javaベースのマルチプラットフォームクライアント(MPC)とVirtual KVM Clientを使用して、Windows、Linux、Macintoshデスクトップからアクセスできるようになりました。

KX II管理者は、便利なブラウザベースのインタフェースを使用して、リモート管理も実行できます(パスワードやセキュリティの設定、サーバ名の変更、IPアドレスの変更など)。

Dominion KX IIへのアクセスに使用されるアプレットのファイルサイズはどれくらいですか? 読込みにはどれくらいの時間が必要ですか?

Dominion KX IIへのアクセスに使用されるVirtual KVM Client(VKC)アプレットのファイルサイズは、約500 KBです。次の表は、さまざまなネットワーク速度でKX IIのアプレットの読込みに要する時間を示しています。f

100Mbps 論理的には100Mbitのネットワーク速度 .05 秒
60Mbps 通常は100Mbitの実用ネットワーク速度 .08 秒
10Mbps 論理的には10Mbitのネットワーク速度 .4 秒
6Mbps 通常は10Mbitの実用ネットワーク速度 .8 秒
512Kbps ケーブルモデムのダウンロード速度(標準値) 8 秒

ネットワークが利用できなくなった場合は、Dominion KX IIに接続されているサーバにどのようにアクセスできますか?

モデムを使用してサーバにアクセスできます。

Dominion KX IIには外部モデム接続ための専用モデムポートが用意されています。

Windows KVMクライアントはありますか?

あります。バージョン2.2以降のファームウェアでは.NET Windows クライアントをラリタンActive KVMクライアント(AKC)の名称で標準装備しました。

Windows以外のクライアントはないのでしょうか?

あります。Virtual KVM Clientとマルチプラットフォームクライアント(MPC)はどちらも、Windows以外のユーザがDominion KX IおよびKX IIを通じてターゲットサーバに接続するためのクライアントです。MPCは、Webブラウザ経由でもスタンドアロンでも実行できます。詳細はユーザガイドを参照ください。

KVMクライアントは多言語対応をしていますか?

はい、Dominion KX IIをリモートからWebのHTMLユーザインターフェースでアクセスする場合、KVMクライアントは日本語、中国語簡体字、中国語繁体字に対応します。スタンドアロンでも、CC-SG経由でも多言語をサポートします。

KVMクライアントはデュアルLCDモニタに対応していますか?

対応しています。複数のモニタを使用して効率アップしたいユーザのために、KVMセッションをフルスクリーンまたは標準モードで立ち上げることができます。

仮想メディア

どのDominion KX IIモデルが仮想メディアに対応していますか?

全Dominion KX IIが仮想メディアに対応しています。スタンドアロンとして利用できるだけでなく、ラリタンの集中管理アプライアンスであるCommandCenter Secure Gateway経由でも利用できます。

Dominion KX IIがサポートする仮想メディアは何ですか?

内蔵およびUSB接続CD/DVDドライブ、USBメモリスティック、PCハードディスクドライブ、ISOイメージのメディアタイプをサポートしています。

仮想メディアには何が必要ですか?

仮想メディア対応CIMが必要です。D2CIM-VUSBもしくはD2CIM-DVUSBです。

D2CIM-VUSBUSBコネクタは1つで、仮想メディアOSレベルで使用する場合に利用できます。

D2CIM-DVUSB USBコネクタが2つあります。仮想メディアをBIOSレベルで使用する場合に必要です。スマートカード認証、カスケード、デジタル音声対応にも使用します。

どちらもUSB 2.0インタフェースに対応したターゲットサーバとの仮想メディアセッションをサポートします。これらのCIMは「ずれないマウス」(Absolute Mouse Synchronization™)とリモートファームウェアの更新にも対応しています。

仮想メディアのセキュリティ面は安全ですか?

安全です。仮想メディアセッションのセキュリティは、256ビットAES, 128ビットAESまたは128 ビットRC4暗号化で保護されます。

仮想メディアは本当に音声をサポートしますか?

サポートします。音声の再生とDominion KX IIに接続されたサーバへの録音が可能です。データセンタ内のリモートサーバの音声を手元のPCやラップトップで再生したり、手元のPCやラップトップのマイクを使ってリモートにあるサーバに録音もできます。D2CIM-DVUSBのCIMが必要です。

USBプロファイルとはなんですか?

特定のサーバでは仮想メディアなどのUSBベースのサービスを利用するには、特別に構成されたUSBインタフェースが必要です。これらのサーバに固有の特性に対応するために、USBプロファイルはサーバに合わせてKX IIのUSBインタフェースを調節します。

USBプロファイルをなぜ使用するのですか?

仮想メディアドライブへのアクセスは、BIOSレベルではUSB仕様が完全にサポートされるとは限りません。そのためほとんどの場合、USBプロファイルはBIOSレベルで必要とされます。ただし、たとえば、MacintoshやLinuxサーバでのマウスの同期などでは、OSレベルでプロファイルが使用される場合もあります。

USBプロファイルはどのように使用されますか?

個々のポートまたはポートグループが特定のUSBプロファイルを使用できるように、管理者がKX IIの[Port Configuration]ページで構成します。USBプロファイルは、必要に応じてKX IIクライアントでも選択できます。詳細についてはユーザガイドを参照してください。

仮想メディアを使用するときは、USBプロファイルセットが常に必要ですか?

いいえ、仮想メディアをOSレベルで使用または仮想メディアにアクセスせずにBIOSレベルで操作するのであれば、デフォルトのUSBプロファイルでも十分です。

どのようなプロファイルを利用できますか? 詳細情報はどこで確認できるのでしょう?

使用できるプロファイルとプロファイルの詳細については、ユーザガイドを参照してください。

帯域幅とKVM-over-IPのパフォーマンス

KVM over IPシステムでは帯域幅はどのように使用されますか?

Dominion KX IIは、業界屈指のビデオ圧縮技術である第2世代KVM over IPテクノロジを採用しています。ラリタンの高品質ビデオ伝送と低帯域幅使用率が優れていることは、数多くのテクノロジアワードを数多く受賞していることが示しています。

Dominion KX IIは、ターゲットサーバからのキーボード、ビデオ、マウス信号をデジタル化、圧縮、暗号化し、IPパケットをIPネットワーク経由でリモートクライアントに送信して、ユーザのリモートセッションを作成します。KX IIは、業界をリードするビデオ処理アルゴリズムに基づいて、ラック前で操作するのと同様の操作性をリモートユーザに提供します。

使用帯域幅の大部分は画面変化(ビデオ)で占められ、キーボードとマウス操作による使用はわずかです。

重要なポイントとして、帯域幅が使用されるのはユーザがアクティブな場合のみであることを覚えておいてください。使用帯域幅の量は、サーバのビデオ表示画面の変化量に左右されます。

ビデオに変化がなければ、そしてユーザがサーバに対して何も操作をしなければ、基本的には帯域は使用されません。ユーザがマウスを移動したり、文字を入力したりした場合は、帯域を少し使用します。ディスプレイでスクリーンセーバーを実行したり、ビデオを再生したりしている場合は、使用帯域幅が大きくなります。

帯域幅はKVM-over-IPのパフォーマンスにどのように影響しますか?

一般に、帯域幅とパフォーマンスは相関関係にあります。使用できる帯域幅が広いほど、優れたパフォーマンスを得られます。帯域幅が限定された環境では、パフォーマンスも低下する可能性があります。Dominion KX IIは、さまざまな環境で優れたパフォーマンスを提供できるように最適化されています。

帯域幅には、どのような要因が影響しますか?

使用帯域幅の量は、さまざまな要因によって決まります。いちばんの要因は、前述のように、ターゲットサーバのビデオ表示量の変化です。これは、ユーザのタスクや操作によって異なります。

それ以外の要因には、サーバのビデオ解像度、ネットワークの速度と特性、クライアントPC側のリソース、ビデオカードのノイズなどがあります。

Dominion KX IIのビデオ処理アルゴリズムは洗練されており、さまざまな環境で帯域幅とパフォーマンスを最適化できます。さらに、使用帯域幅を最適化できるように、多数の項目を詳細に構成できます。特に、リモートクライアント(VKC、MPC)側の接続速度の設定は、使用帯域幅が少なくなるように調節できます。

KX Iとは異なり、使用帯域幅の圧縮やパフォーマンス改善の上でノイズフィルタ(Noise Filter)パラメータが果たす効果は、あまり大きくありません。

一般的なタスクの実行にKX IIはどれくらいの帯域幅を使用しますか?

使用帯域幅の量は、主にユーザのタスクや操作によって異なります。サーバのビデオ画面の変化が多いほど、使用帯域幅も多くなります。

以下の表は、100 Mbit/s LAN上のWindows XPターゲットサーバ(解像度は 1024 x 768)に接続したDominion KX IIのデフォルト設定での標準的なタスク実行時の使用帯域幅と、2種類の帯域幅縮小設定(1 Mbの接続速度と、15ビットおよび8ビットカラー)でのタスク実行時の使用帯域幅を示しています。

ユーザタスク

デフォルト

接続速度1 Mb、
15ビットカラー

接続速度1 Mb、
8ビットカラー

Windowsデスクトップアイドル状態

0 KB/s

0 KB/s

0 KB/s

マウスカーソルを移動する

5 – 15 KB/s

2 – 6 KB/s

2 – 3 KB/s

アイコンをドラッグする

40 – 70 KB/s

10 – 25 KB/s

5 – 15 KB/s

フォルダをドラッグする

10 – 40 KB/s

5 – 20 KB/s

5 – 10 KB/s

テキストウィンドウを開く

50 – 100 KB/s

25 – 50 KB/s

10 – 15 KB/s

連続入力

1 KB/s

.5 – 1 KB/s

.2 – .5 KB/s

テキストウィンドウをスクロールする

1050 KB/s

5 – 25 KB/s

2 – 10 KB/s

テキストウィンドウを閉じる

50 – 100 KB/s

20 – 40 KB/s

10 – 15 KB/s

パネルを開く

50 – 100 KB/s

60 – 70 KB/s

20 – 30 KB/s

パネルのタブを切り替える

40 – 50 KB/s

20 – 50 KB/s

10 – 20 KB/s

パネルを閉じる

50 – 100 KB/s

40 – 60 KB/s

20 – 30 KB/s

パネルオプションを変更する

2 – 10 KB/s

1 – 5 KB/s

1 – 3 KB/s

ブラウザページを開く

100 – 300 KB/s

50 – 200 KB/s

40 – 80 KB/s

ブラウザをスクロールする

75 – 200 KB/s

50 – 200 KB/s

30 – 100 KB/s

ブラウザを閉じる

100 – 150 KB/s

75 – 100 KB/s

30 – 60 KB/s

[スタート]メニューを開く

75 – 100 KB/s

50 – 75 KB/s

20 – 30 KB/s

[スタート]メニューを閉じる

75 – 100 KB/s

25 – 50 KB/s

10 – 15 KB/s

「宇宙飛行」スクリーンセーバー

25 – 50 KB/s

10 – 15 KB/s

7 – 10 KB/s

「3Dパイプ」スクリーンセーバー

10 – 100 KB/s

5 – 20 KB/s

2 – 10 KB/s

Windows Media ビデオ

500 – 1200 KB/s

300 – 500 KB/s

150 – 300 KB/s

QuickTime® ビデオ #1

700 – 2500 KB/s

400 – 500 KB/s

150 – 350 KB/s

QuickTime ビデオ #2

1500 – 2500 KB/s

400 – 550 KB/s

200 – 350 KB/s

帯域幅縮小設定では、事実上全てのタスクで使用帯域幅が大幅に少なくなります。15ビットカラーの設定でも、見かけ上のパフォーマンスはデフォルトパラメータでのパフォーマンスと変わりません。設定を追加変更することで、帯域幅をさらに縮小することも可能です。

これらの帯域幅の数字は単なる例であり、さまざまな要因から実際の環境とは異なる可能性があります。

帯域幅を縮小する方法にはどのようなものがありますか?

ユーザが帯域幅とパフォーマンスを最適化できるように、Dominion KX IIではリモートクライアント側のさまざまな設定を調節できます。デフォルト設定は、標準的なLAN/WAN環境で帯域幅を節約して使用した場合に、ラック前での操作時と同程度のパフォーマンスを提供します。

帯域幅の管理設定には、接続速度とカラー深度の設定が含まれます。次に、帯域幅の縮小方法について説明します。

接続速度:接続速度を落とすと、使用帯域幅の量が大幅に低下します。標準的なLAN/WAN環境では、接続速度を1秒あたり1.5または1 メガビットに設定することで、適度なパフォーマンスを維持しながら帯域幅を縮小できます。これを下回る設定は、使用帯域幅の量をさらに低下させます。これは、帯域幅が低速なリンクに適しています。

カラー深度:カラー深度を落とした場合も、使用帯域幅の量が大幅に低下し、パフォーマンスは向上します。ただし、使用される色数が少なくなり、画像劣化につながります。特定のシステム管理タスクでは、このような設定でも問題ありません。

インターネット接続が低速な場合は、8ビット以下のカラー深度を使用することで、使用帯域幅の量を縮小し、パフォーマンスを向上させることができます。

帯域幅を縮小する設定には、これ以外に次のヒントが役立ちます。
  • デスクトップの背景には複雑な画像ではなく、単一色を使用する。
  • スクリーンセーバーを無効にする。
  • ターゲットサーバ側のビデオ解像度を落とす。
  • Windowsの「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」オプションからチェックマークを外す。
  • シンプルな画像、テーマ、デスクトップ(「Windowsクラシック」など)を使用する。

帯域幅が低速なリンクでは、どのようにすればよいですか?

低速帯域幅リンクでのパフォーマンスが最適になるように、接続速度とカラー深度の設定を調節できます。

たとえば、マルチプラットフォームクライアントやVirtual KVM Clientでは、接続速度を1.5または1 Mbに設定し、カラー深度を8ビットに設定します。

帯域幅がかなり低速な状況では、これより低い接続速度とカラー深度も使用できます。

モデム接続では、パフォーマンスを最適化するために、Dominion KX IIのデフォルト設定は低速の接続速度と、縮小されたカラー深度に自動的に設定されます。

インターネット経由で接続することを考えています。パフォーマンスはどのようになりますか?

リモートクライアントとKX IIの間のインターネット接続の帯域幅とレイテンシによって異なります。ケーブルモデム接続、または高速DSL接続では、パフォーマンスはLAN/WAN接続とそれほど変わらなくなります。低速のリンクでは、前述のような設定を使用すると、パフォーマンスを改善できます。

帯域幅が高速な環境を利用しています。パフォーマンスはどのように最適化できますか?

帯域幅が高速な環境では、デフォルト設定で良好なパフォーマンスを得られます。接続速度が100 Mbまたは1 Gbに設定され、カラー深度が15ビットRGBカラーであることを確認してください。

IP経由のリモート接続の場合サポートできる最大解像度は?

Dominion KX IiはKVM-over-IPによるリモート接続でHD 1920x1080のビデオ解像度をサポートする業界初のKVMスイッチです。

さらに1600x1200、1680x1050、1440x900といったポピュラーなワイドスクリーンもサポートしているため、最近の高解像度モニタにも対応いたします。

音声にはどれだけの帯域が必要でしょうか?

使用する音声ファイルのフォーマットによります。CDクオリティの音声を聞くだけなら、1.5Mbpsになります。

DVIポート付きのサーバについてはどうでしょうか。

DVI-A(アナログ)とDVI-I(アナログ・デジタル統合)をサポートするサーバについてはDVIポートをVGAプラグに変換するアダプタを使って、KX II CIMのVGAプラグに接続できます。

DVI-D(デジタル)のみをサポートするサーバの場合、少し高価なアダプタが必要になりますが、DVI-IまたはDVI-Aをサポートするような構成をサーバのビデオカードが可能かどうかを確認する必要があります。

イーサネットとIPネットワーキング

Dominion KX IIのEthernetインタフェースの速度はどのくらいですか?

Dominion KX IIは、ギガビットと10/100 Ethernetの両方をサポートしています。KX IIは2種類の10/100/1000速度のEthernetインタフェースをサポートしており、速度と二重化の設定は構成可能です(自動検出と手動設定のいずれか)。

ワイヤレス接続でDominion KX IIに接続できますか?

接続できます。Dominion KX IIは高品質ビデオに標準的なEthernetだけでなく、狭い帯域幅も使用可能です。このため、ワイヤレスクライアントがKX IIにネットワーク接続できる限り、サーバをワイヤレスにBIOSレベルで構成、管理できます。

Dominion KX IIには、冗長構成フェイルオーバやロードバランス用の二重化ギガビットEthernetポートは用意されていますか?

用意されています。Dominion KX IIは、冗長構成フェイルオーバ機能を提供できるように二重化ギガビットEthernetポートを採用しています。プライマリEthernetポート(または接続しているスイッチやルータ)で障害が発生すると、KX IIはその機能を同一IPアドレスのセカンダリネットワークポートにフェイルオーバして、サーバの動作に影響が生じないようにします。ただし、管理者が自動フェイルオーバ機能を有効化している必要があります。

VPNでDominion KX IIを使用できますか?

できます。Dominion KX IIは、レイヤ1からレイヤ4まで標準のIPテクノロジを使用しています。トラフィックは、標準VPNを簡単にトンネルできます。

KX IIをプロキシサーバで利用できますか?

できます。リモートクライアント側のPCが適切に構成されているとき、DKX2はSOCKSプロキシサーバで使用できます。詳細はユーザマニュアルを参照してください。

Dominion KX IIにネットワークアクセスするには、ファイアウォール上でTCPポートをいくつ開く必要がありますか?

これらのポートは構成可能ですか?

ポートが2つ必要です。TCPポート5000で他のDominionデバイスを検知して、ラリタンのデバイスとCC-SGの間のコミュニケーションを行います。そして、もちろんポート443でHTTPSのコミュニケーションを行います。

また、管理者はDominion KX IIのTCPポートを構成することができます。

Dominion KX IIとCITRIXを併用できますか?

適切に構成すれば、Dominion KX IIとCITRIXのようなリモートアクセス製品を併用できますが、適切なパフォーマンスで動作することをラリタンでは保証しません。CITRIXのような製品は、デジタルKVMスイッチのようなコンセプトでビデオリダイレクトテクノロジを使用しているため、両者を併用する場合は、2種類のKVM over IPテクノロジを同時に使用することになるという点にご注意ください。

Dominion KX IIはDHCPを使用できますか?

DHCPアドレッシングを使用することは可能ですが、Dominion KX IIはインフラデバイスであり、固定IPアドレスを使用するほうがアクセスと管理が容易です。このため、ラリタンでは固定アドレスを推奨しています。

IPネットワークを経由してDominion KX IIに接続しようとしていますが、うまくいきません。どのような問題が考えられますか?

Dominion KX IIはユーザのLAN/WANネットワークに依存します。次のような問題が考えられます。

  • Ethernetの自動ネゴシエーション。 一部のネットワークでは、10/100自動ネゴシエーションが正しく機能せず、KX IIユニットを100Mb/全二重またはネットワークに適した設定にする必要があります。
  • IPアドレスの重複。 KX IIのIPアドレスが別のデバイスで同じである場合は、ネットワーク接続に矛盾が生じます。
  • ポート5000の競合。 別のデバイスがポート5000を使用しているときは、KX IIのデフォルトポートを変更する(またはもう一方のデバイスを変更する)必要があります。
  • KX IIのIPアドレスを変更する、または新しいKX IIに交換するときは、レイヤ2およびレイヤ3ネットワーク全体でIPアドレスとMacアドレスが認識されるように、十分な時間を置いてください。

IPv6ネットワーキング

IPv6とは何ですか?

IPv6は、「インターネットプロトコルバージョン6」の略語です。IPv6は、現在のIPバージョン4 (IPv4)に代わる「次世代」のIPプロトコルです。

IPv6は、IPv4アドレスの限界のような、IPv4の数多くの問題を解決します。また、ルーティングや、ネットワーク自動構成などの分野でもIPv4の機能を改善します。IPv6は、IPv4と数年間併用された後に、徐々にIPv4にとって変わると考えられています。

IPv6は、IPv4アドレスの限界のような、IPv4の数多くの問題を解決します。また、ルーティングや、ネットワーク自動構成などの分野でもIPv4の機能を改善します。IPv6は、IPv4と数年間併用された後に、徐々にIPv4にとって変わると考えられています。

Dominion KX IIはなぜIPv6ネットワーキングをサポートするのですか?

米国政府機関と国防省には、IPv6互換製品の購入が義務付けられています。さらに、多くの大企業と中国などの海外企業が今後数年間で IPv6 に移行すると考えられています。

「デュアルスタック」とは何ですか?なぜ必要なのですか?

「デュアルスタック」とは、IPv4とIPv6の両方のプロトコルを同時にサポートする機能です。IPv4からIPv6への移行は段階的に進むため、IPv6のサポートにはデュアルスタックが基本的な条件となります。

Dominion KX IIでIPv6を有効にするには、どうすればよいですか?

[Device Settings]タブからアクセスできる[Network Settings]ページを使用します。IPv6アドレッシングを有効にし、手動構成または自動構成を選択します。詳細についてはユーザガイドを参照してください。

IPv6アドレスを持つ外部サーバをDominion KX IIで使用するには、どうすればよいですか?

Dominion KX IIはIPv6アドレスを使用して、SNMPマネージャ、Syslogサーバ、LDAPサーバなどの外部サーバにアクセスできます。

KX IIのデュアルスタックアーキテクチャを使用することで、(1) IPv4アドレス、(2) IPv6アドレス、 (3)ホスト名を使用してこれらの外部サーバにアクセスできます。このように、Dominion KX IIは多くのお客様の使用環境であるIPv4とIPv6が混在する環境もサポートします。

Dominion KX IはIPv6をサポートしますか?

いいえ、Dominion KX IはIPv6アドレスをサポートしていません。

ネットワークがIPv6をサポートしない場合はどうなりますか?

Dominion KX IIのデフォルトネットワーキングは、出荷時はIPv4のみに設定されています。IPv6を使用する準備が整った段階で前述の設定を行い、IPv6とIPv4のデュアルスタック動作を有効にします。

IPv6の詳細情報はどこで確認できるのでしょう?

IPv6に関する一般的な情報については、www.ipv6.orgを参照してください。Dominion KX IIによるIPv6のサポートについては、ユーザガイドをご覧ください。

サーバ

Dominion KX IIはWindowsサーバの稼働に依存しますか?

全く依存しません。ユーザはKVMインフラの常時可用性に依存するため(問題を解決するのにKVMインフラを使用する必要がある可能性が高いことから)、Dominion KX IIは、どの外部サーバからも完全に独立するよう設計されています。

Dominion KX IIのWebブラウザ機能を利用するには、Microsoft IIS (Internet Information Services)のようなWebサーバをインストールする必要がありますか?

いいえ必要ありません。Dominion KX IIは自給自足型のアプライアンスです。DKX2にIPアドレスを割り当ててしまえば、その後はWebブラウザ経由で認証機能もビルトインされた状態で使用できます。

特定のワークステーションからDominion KX IIにアクセスするには、どのようなソフトウェアをインストールする必要がありますか?

何も必要ありません。ただし、モデム接続時に必要となります(ラリタンのWebサイト(Raritan.com)で入手できるクライアントがオプションとしてインストールされます)。Windows以外のユーザ用に、Javaベースのクライアントも用意されました。

Dominion KX IIに接続するには、サーバにどのような準備が必要ですか?

リモート接続時のマウスの同期を最適化するために、マウスパラメータを設定し、画面表示に影響する電源管理機能やスクリーンセーバーをオフにするだけです。

Dominion KX IIの製品パッケージには何が含まれますか?

(a) Dominion KX IIユニットの本体以外に、(1)「Quick Setup Guide」、(2) 標準の19インチラックマウントブラケット、(3)ユーザマニュアルCD-ROM、(4)ネットワークケーブル、(5)クロスオーバケーブル、(6)各地域用のAC電源ケーブル、(7)保証証明書などのドキュメントが含まれています。

マウスの同期については、どうでしょうか?

以前は多くのリモートKVMユーザにとって、2つのマウスカーソルが画面上で離れて動くのは大きなストレスでした。Dominion KX IIは「ずれないマウス」機能によりサーバ側のマウス設定を変更することなくWindowsとMacサーバを問わずマウスの同期を実現します。他のサーバについては、インテリジェントマウスモードまたはスピーディシングルマウスモードによってサーバのマウス設定を変更せずに同期が可能になります。

ブレードサーバ

Dominion KX II にブレードサーバを接続できますか?

はい、できます。Dominion KX II は、HP、IBM 、Dell, Ciscoなどの主要なブレードサーバに対応しています。

どのブレードサーバに対応していますか?

次のモデルに対応しています。

  • Dell:PowerEdge 1855、1955、M1000e
  • HP:BladeSystem c3000、c7000
  •  IBM:BladeCenter H、E、S.
  • Cisco: UCS Bシリーズ
Paragon II のブレードサーバ対応CIMは使えますか?

いいえ、使えません。Dominion KX IIではParagon II.のようにブレードサーバ用のCIMを用意する必要はありません。

どのCIMを使えはいいですか?

KVMポートのインタフェースとブレードサーバのモデルによりますが、次のCIMはブレードサーバ対応です。DCIM-PS2、DCIM-USBG2、D2CIM-VUSB、D2CIM-DVUSB.

どのようなアクセス制御法が可能ですか?

Dominion KX IIは、 次の方法で自動化されたセキュアなアクセスを提供します。 (1) ローカル (2) IPネットワークベース(3) CommandCenter Secure Gateway経由 (4) モデム.

ブレードサーバ間の切替えにホットキーを使いますか?

ブレードサーバの中には、ブレード間の切替えにホットキーの使用を要求するものもありますが、Dominion KX IIではその必要はありません。ブレードサーバ名をクリックするだけで、明示的にホットキーを 用いなくても自動的に切替えられます。

ブレードサーバの管理無ジュールにアクセスできますか?

はい、管理モジュールのURLを定義し、Dominion KX IIまたはCC-SG経由でアクセスすることができます。構成してしまえば、ワンクリックでアクセス可能です。

Dominion KX IIに何台のブレードサーバを接続できますか ?

パフォーマンスや信頼性の観点から、どのDominion KX IIモデルにおいても1台あたり最大8台までのブレードシャーシの接続が妥当です。ラリタンでは、各DKX2のリモートユーザポート数の2倍までの接続を推奨しています。例えば、DKX 2-216の場合は、リモートユーザポートが2つですので、ブレードシャーシの接続数は4つまでとなります。もちろん、個々のサーバは残りのサーバポートに接続できます。

Dominion KX IIを使用中のユーザです。システム規模が小さいのですが、CC-SGを使わなければいけませんか?

いいえ、ブレードサーバの管理に必ずしもCC-SGは必要でありません。

CC-SGを使っています。CC-SG経由でブレードサーバにアクセスできますか?

はい、いったんDominion KX II 上でブレードサーバが設定されれば、CC-SG経由でブレードサーバに対しKVMアクセスを行えます。さらに、ブレードサーバはCC-SGのカスタム表示だけでなく、シャーシ毎にも表示されます。

もしインバンドまたは埋め込みアクセスしたい場合はどうなりますか?

はい、CC-SG内で設定すればアクセスできます。

ブレードサーバにVMwareを稼動させていますが、このようなケースに対応していますか?

はい、CC-SGがあれば、ブレードサーバ上の仮想マシンを画面に表示し、それに対してアクセスすることが可能です。

仮想メディアに対応していますか?

ブレードサーバによります。IBM BladeCenter (BladeCenter Tを除く) は適切な構成でも仮想メディアに対応しません。仮想メディアには、それ用のCIM– D2CIM-VUSB または D2CIM-DVUSB が必要です。

ずれないマウスに対応していますか?

ブレードサーバ内部に内蔵KVMスイッチを搭載したサーバは、ずれないマウスに対応しておりません。ただしHPのブレードおよび一部のDellブレードサーバでは各ブレードにCIMを接続できるため、ずれないマウスに対応します。

ブレードサーバへのアクセスは安全ですか?

はい、ブレードサーバアクセスはDominion KX IIの標準的なセキュリティ機能、128-ビットまたは256ビット暗号化を使用します。

さらに,ブレード毎のアクセス許可や、認証していないアクセスを排除する ホットキーブロッキングなどのブレードサーバ自体のセキュリティ機能も利用できます。

Dominion KSX II や KX II-101 はブレードサーバに対応していますか?

現時点では対応しておりません。

インストール

Dominion KX IIをインストールするには、本体の他に必要なものがありますか?

サーバのキーボード、ビデオ、マウスポートに直接接続するためのアダプタとCIM (コンピュータインタフェースモジュール)が必要です。

インストール時は、どのようなCat5ケーブルを使用する必要がありますか?

Dominion KX IIでは、Cat5、Cat5e、またはCat6の標準UTP(アンシールドツイストペア)ケーブルを使用できます。

Dominion KX IIには、どのようなサーバが接続されますか?

標準互換キーボード、ビデオ、マウスポートを持つ任意のサーバを接続できます。さらに、P2CIM-SERのCIMを使えばサーバのシリアルポートも制御できます。

サーバをどのようにDominion KX IIに接続するのですか?

サーバにCIMをつなげ、各CIMからCat5、Cat5e、Cat6などの標準UTP (ツイストペア)ケーブルを使用してDKX IIに接続します。

サーバは、Dominion KX IIからどの程度離れた場所に設置できますか?

サーバの種類にもよりますが、一般的にはDominion KX IIとサーバの間は45m離せます。(ユーザマニュアルまたはラリタンのホームページを参照ください)D2CIM-VUSBで仮想メディア、ずれないマウスを使う場合は30m程度が推奨です。

操作中にキーボードまたはマウスを外すと、一部のオペレーティングシステムはロックしてしまいます。切り替え時に、Dominion KX IIに接続したサーバがロックされないようにするには、どうすればよいですか?

各DCIMは、接続されているサーバでは仮想キーボードおよびマウスのように機能します。このテクノロジをKME (キーボード/マウスエミュレーション)といいます。ラリタンのKMEテクノロジは、高負荷環境でもテストされ、ローエンドのKVMスイッチよりはるかに高い信頼性を示します。ラリタンの長年の経験が蓄積され、世界中の数百万台のサーバに配備されています。

Dominion KX IIとの接続用に特別なエージェントをサーバにインストールする必要がありますか?

Dominion KX IIはハードウェア経由で直接サーバのキーボード、ビデオ、マウスポートに接続するため、サーバにソフトウェアエージェントをインストールする必要はありません

何台のサーバをDominion KX IIに接続できますか?

8、16、32台までのサーバなら1U 、64台までのサーバなら2Uのモデルで接続可能です。

Dominion KX IIとサーバの間の接続を切断し、別のDominion KX IIユニットに再接続する、または同じDominion KX IIユニットの別のポートに接続するとどうなりますか?

サーバがポート間を移動すると、Dominion KX IIは自動的にサーバポート名を更新します。さらに、この自動更新はローカルアクセスポートのみに影響するのではなく、全てのリモートクライアントとオプションのCommandCenter Secure Gateway管理アプライアンスにも伝播されます。

Cisco製ルータ/スイッチや、Sunヘッドレスサーバなどのシリアル制御(RS-232)デバイスは、Dominion KX IIにどのように接続すればよいですか?

シリアル制御デバイスの数が少なければ、ラリタンのシリアルアダプタAUATC、または新しいP2CIM-SERシリアルコンバータを使用してDominion KX IIに接続できます。
KVMとシリアル一体型のDominion KSX IIを導入されることも一つの選択です。DKSX-144は、KVM-over-IPポートとシリアルポートが各4ポート、DKSX-188は8ポートずつです。

ただし、シリアル制御デバイスが多数ある場合は、ラリタンのDominion SXを使用することをお勧めします。シリアルデバイスが複数台ある場合は、Dominion SXのシリアル機能のほうが価格面でKX IIより適しています。SXは簡単に構成、使用、管理でき、Dominionシリーズの配備に完全に統合できます。

ローカルポート

サーバにラック前から直接アクセスできますか?

できます。ラックの中では、Dominion KX IIは従来のKVMスイッチのように機能し、1つのキーボード、モニタ、マウスを使用して最大で64台のサーバを制御できます。サーバの切替えは、ブラウザまたはホットキーから行えます。

複数のKX IIのローカルポートを統合することはできますか?

できます。“tiering(カスケード)”機能によりDominion KX IIから複数のKXIIスイッチのローカルポートに接続できます。ひとつの統合されたポートリストからKX IIに接続されたサーバへのアクセスが可能です。

ローカルポートを使用しているときに、別のユーザがサーバにリモートアクセスできないようにするには、どうすればよいですか?

Dominion KX IIのローカルポートはサーバへのアクセスパスから完全に独立しているため、リモートアクセスを禁止することはできません。つまり、ラックでローカルにサーバにアクセスしても、同時にラックにリモートアクセスするユーザ数には影響しません。

ローカルポートでUSBキーボードまたはマウスを使用することはできますか?

できます。Dominion KX IIのローカルポートには、USBキーボードおよびマウスポートがあります。USBポートのUSBバージョンは1.1.なので、キーボードとマウスのみがサポートされ、スキャナやプリンタなどのUSBデバイスはサポートされないので注意してください。

ラックでのローカルアクセスに使用できるOSD (オンスクリーンディスプレイ)はありますか?

ありますが、Dominion KX IIのラックでのローカルアクセスは通常のOSDとは大きく異なります。ラックアクセスには、業界初のWebブラウザベースのインタフェースを使用しており、KX IIのローカルポートはローカルアクセスとリモートアクセスに同じインタフェースを使用しています。さらに、ほとんどの管理機能はラックの前で利用できます。

ローカルポートの使用時に、選択サーバをどのように切り替えるのですか?

ローカルポートは、リモートクライアントと同じユーザインタフェースを使用して接続サーバを表示します。ユーザはマウスをクリックするだけでサーバに接続できます。

承認されたユーザのみがローカルポートからサーバにアクセスできるようにするには、どうすればよいですか?

ローカルポートを使用するユーザは、リモートアクセス時と同じレベルの認証を受ける必要があります。これは、次のことを意味します。

  • 外部のRADIUS, LDAP or Active Directoryサーバを使用するようにDominion KX IIが構成されている場合は、ローカルポートにアクセスするユーザは、同じサーバに対して認証を受ける必要があります。
  • 外部の認証サーバが使用できない場合は、Dominion KX II独自の内部認証データベースにフェイルオーバされます。

DKX2には独自のスタンドアロン認証メカニズムがあり、インストール後に直ちに使用できます。

接続しているサーバの名前をローカルアクセスから変更した場合、この変更はリモートアクセスクライアントにも伝播されますか? これは、CommandCenter Secure Gatewayにも伝播されますか?

伝播されます。ローカルポートでの表示内容は、リモートアクセスクライアントだけでなく、CommandCenter Secure Gatewayとも完全に同期されます。より具体的に言えば、Dominion KX IIのオンスクリーンディスプレイを使用してサーバ名を変更した場合は、全てのリモートクライアントと外部管理サーバが同時に更新されます。

接続しているサーバの名前をリモートアクセスから変更した場合、この変更はローカルポートOSDにも伝播されますか?

伝播されます。サーバ名をリモートアクセスまたはCommandCenter Secure Gatewayを使用して変更した場合は、Dominion KX IIのオンスクリーンディスプレイに直ちに反映されます。

拡張ローカルポート (Dominion KX2-832およびKX2-864)

拡張ローカルポートとは何ですか?

拡張ローカルポートは、Dominion KX2-832およびKX2-864の機能です。 DKX2の8ユーザモデルには、標準のローカルポートに加えて、新しく拡張ローカルポートが加わり、UTPケーブル経由でラックからコントロールルームといったデータセンタ内の別のポイントまで、あるいは別のKX IIやParagon IIスイッチまでローカルポートを伸ばすことができます。

拡張ローカルポートを別のKX IIまで伸ばすことはできますか?

できます。“tiering”つまりカスケード機能を使えば、他のDKX2のサーバポートまでローカルポートを伸ばすことができます。

拡張ローカルポートを使用する際にユーザステーションは必要ですか?

必要です。Paragon II EUST、Paragon II UST、Cat5 Reach URKVMGが「ユーザステーション」として使用することができます。さらに、UTPケーブルでDominion KX IIやParagon IIのサーバポートに接続することができます。この構成は複数のDKX2-8xxローカルポートを1台のKVMスイッチに統合する際に使えます。

ユーザステーションとDominion KX IIの間はどのくらいの距離を離せますか?

距離は約61mから304mですが、ユーザステーションのタイプ、ビデオ解像度、ケーブルのタイプと品質に左右されます。詳細はユーザガイドを参照ください。

CIMは必要でしょうか?

必要なのはUTPケーブルだけです。CIMは必要ありません。

拡張ポートは使わなければならないものでしょうか?

拡張ローカルポートはオプション機能で、初期設定では動作しません。使用するためには“Local Port Setting“頁を使います。また、追加のセキュリティを使用しない場合は標準ローカルポートを動作しない設定もできます。

二重化電源

Dominion KX IIには二重化電源オプションはありますか?

Dominion KX IIの全てのモデルは、自動フェイルオーバ用の二重化AC入力および電源を搭載しています。一方の電源入力または電源に障害が発生した場合は、KX IIは自動的にもう一方に切り替えます。

Dominion KX IIが使用する電源は、電圧設定を自動的に検出しますか?

検出します。Dominion KX IIの電源には、周波数50~60 Hz、電圧100~240ボルトのAC電圧を使用できます。

電源または電源入力に障害が発生した場合に、障害は通知されますか?

停電が発生すると、KX IIの正面パネルのLEDで通知されます。監査ログにもエントリが記録され、DKX IIのリモートクライアントユーザインタフェースに表示されます。管理者により発生した場合は、SNMPまたはSyslogイベントが生成されます。

インテリジェントPDUの制御

Dominion KX IIにはどのような電源制御機能がありますか?

ラリタンのインテリジェントPDU  Dominion PXをDominion KX IIに接続し、ターゲットサーバの電源を制御できます。簡単な構成をしてしまえば、画面上のサーバネームからオンオフ再起動を制御できます。

Dominion KX IIはどのような電源タップをサポートしますか?

Dominion KX IIに搭載されている電源制御機能を最大限活用するには、ラリタンのリモート電源制御ツールDominion PXのご利用をお勧めします。

Dominion KX IIには何台のPDUを接続できますか?

最大8台の電源タップを Dominion KX IIに接続できます。

PDU からDominion KX IIへの接続はどのように行えばいいですか?

D2CIM-PWRを使って接続します。PDUには付属しておりませんので、別途お買い求めください。

Dominion KX IIは複数の電源を持つサーバをサポートしますか?

サポートします。Dominion KX IIは、複数の電源タップに接続された複数の電源をサポートするように簡単に構成できます。

Dominion KX IIでPDUから送られてくる計測値を表示できますか?

はい、電力、電流、電圧といった消費電力の静的情報をPDU単位で取得し、表示します。

はい、電力、電流、電圧といった消費電力の静的情報をPDU単位で取得し、表示します。

一部のサーバは、出荷時のデフォルトBIOS設定が、電源が切れ、再接続された場合に自動的に再起動しないように構成されています。このようなサーバでは、サーバのマニュアルを参照してこの設定を変更してください。

サーバの電源をリサイクルしたら何が起こりますか?

物理サーバのAC電源コードを抜き、コンセントに再接続した場合と同じ意味があります。

PDU上でサーバやサーバ以外の機器の電源オンオフできますか?

Dominion KX IIのブラウザベースのインタフェースから、PDUに接続されたサーバやその他の機器の電源オンオフが可能です。

ローカルポート統合、Tiering(カスケード接続)

複数のDominion KX IIデバイスを1つのソリューションとして物理的にどのように組み合わせたらよいですか?

Dominion KX IIのローカルアクセスを物理的に統合するには、複数の“tiered”(カスケード)されたKX IIのローカルポートを"ベース”ユニットになるKX IIに”tiering”機能を使って接続することができます。統合されたポートリストによってデータセンタの1箇所からKX IIに接続されたサーバにアクセスできます。

DKX2と“ベース”ユニットを接続するためには、D2CIM-DVUSB のCIMが必要になります。DKX2-832, DKX2-864の場合は、CIMを使わなくても拡張ローカルポートからUTPケーブル経由での接続が可能です。

統合されたポートリストからのアクセスは、データセンタ内からでもリモートPCからでも可能です。カスケードされたKX IIに接続されたすべてのサーバは階層になったポートリストからでもワイルドカードを使った検索からでもアクセスできます。

カスケードは2つのレベルでサポートされています。カスケード構成による1024台の機器へのアクセス、さらにリモート電源管理もサポートされています。
カスケードによる仮想メディア、スマートカード、ブレードサーバへのアクセスは、今後のファームウェアでサポートされます。もちろん、標準のリモートアクセスではこれらの機能はサポートしています。

統合ポートリスト経由でのIP 経由のリモートサーバアクセスは便利である一方で、パフォーマンス最適化のためにはCommandCenter Secure Gateway(CC-SG)からのカスケードされたサーバへのアクセスまたはサーバが接続されたDKX2経由でのアクセスを推奨します。

Dominion KX II本体を物理的に接続する必要がありますか?

複数のDominion KX IIを物理的に接続する必要はありません。そのかわり、CC-SGとの併用により各Dominion KX IIをネットワークに接続することで自動的に一つのソリューションとすることができます。

CC-SGはリモートアクセスと管理のための単一のアクセスポイントとしての働きをします。CC-SGは構成の統合、ファームウェアアップデートの統合、単一の認証とデータベース認証といった便利な機能を提供します。

集約リモート管理にCC-SGを利用しているユーザは、KX IIのカスケード機能を有効に利用できます。複数のKX IIのローカルポートを統合し、1024台までのサーバをデータセンタ内で一組のコンソールからローカルアクセスが可能です。

CC-SGが必要なのでしょうか?

スタンドアロンでの使用がご希望で集約管理は必要ない、というユーザのために、複数のDominion KX IIがIP経由で相互運用できます。Webブラウザベースのユーザインタフェースとマルチプラットフォームクライアント(MPC)から複数のKX IIにアクセスできます。

既存のアナログKVMスイッチをDominion KX IIに接続できますか?

接続できます。アナログKVMスイッチは、Dominion KX IIのいずれかのサーバポートに接続できます。PS/2またはUSB対応のCIM (コンピュータインタフェースモジュール)を使用して、それを既存のアナログKVMスイッチのユーザポートに接続するだけです。

ローカルポートがホットキー対応のアナログKVMスイッチもDKX2にカスケードが可能で、リモートでもデータセンタ内でも統合ポートリスト経由で切り換えできます。

ただし、アナログKVMスイッチの仕様にはバラツキがあり、ラリタンはサードパーティ製アナログKVMスイッチとの相互動作性を保証できないことをご了承ください。詳細については、ラリタンのテクニカルサポートまでお問い合わせください。

CIM

ParagonのCIMをDominion KX IIで使用できますか?

特定のParagon CIM (コンピュータインタフェースモジュール)が使用可能です(動作が確認されているCIMの最新リストについては、WebサイトにあるDominion KX IIのリリースノートを参照)。

ただし、Paragon CIMはDominion KX II CIM より高額なので(ビデオ伝送能力が最大で300メートルのテクノロジを採用しているため)、Dominion KX IIで使用するためにParagon CIMを購入することはお勧めできません。また、Dominion KX IIに接続した場合は、Paragon CIMの最長ビデオ伝送距離は、Paragonに接続した場合の300メートルではなく、Dominion KX II CIMと同等の45メートルになることに注意してください。

Dominion KX IIのCIMをParagonで使用できますか?

使用できません。Dominion KX II CIMのビデオ伝送距離は、15~45メートルであり、Paragonには使用できません。Paragonは、ビデオ伝送距離が300メートルのCIMを必要とします。ラリタンの全てのお客様にラリタンの一貫した特長である業界屈指のビデオ品質を体験いただくため、DominionシリーズのCIMをParagonで使用することはできません。

Dominion KX IIは、Paragon のDual CIMをサポートしますか?

サポートします。 Dominion KX IIは、Paragon IIのP2CIM-APS2DUALとP2CIM-AUSBDUALをサポートします。いずれもデータセンタ内のサーバを2台のDKX2に接続します。

もし、1台のDKX2が使用不能な時、2台目のDKX2からサーバにアクセスが可能です。こうしてアクセスの冗長性とリモートKVMアクセスを二重化します。

ただ覚えておいて頂きたいのは、Dual CIMはParagon用のCIMということです。つまり仮想メディア、ずれないマウスといったDKX2の進んだ機能はサポートしていません。

セキュリティ

Dominion KX IIはFIPS 140-2に認定されていますか?

Dominion KX IIのリリース2.2.0以降のファームウェアでFIPS 140-2で有効な暗号化モジュールを内蔵しており、FIPS 140-2導入ガイドラインにしたがってLinuxプラットフォームで動きます。この暗号化モジュールはビデオ、キーボード、マウス、仮想メディア、スマートカードデータから成るKVMセッションのトラフィックの暗号化として使われます。

Dominion KX IIはどのような暗号化を使用していますか?

Dominion KX IIは、SSL通信と独自のデータストリームにおいて、業界標準で、安全性が極めて高い256ビットAES、128ビットRC4またはAES暗号化を使用しています。リモートクライアントとDKX2の間で転送されるデータには、暗号化によって完全に保護されていないデータは存在しません。

Dominion KX IIは米国政府のNISTおよびFIP標準が推奨しているAES暗号化をサポートしていますか?

セキュリティ向上のためにAES (Advanced Encryption Standard)暗号化として256ビットと128ビットAESを採用しています。

AESは米国連邦政府が承認した暗号化アルゴリズムで、NIST (米国国立標準技術研究所)はFIPS標準197でこれを推奨しています。

Dominion KX IIでは、ビデオデータの暗号化もサポートされますか? それとも、キーボードとマウスのデータのみが暗号化の対象ですか?

競合他社のソリューションのようにキーボードとマウスのデータのみを暗号化するのではなく、キーボード、マウス、ビデオ全てのデータを暗号化しています。

Dominion KX IIとActive Directory、RADIUS、LDAPなどの外部認証サーバはどのように統合されますか?

Dominion KX IIの構成はとても簡単なため、全ての認証要求をLDAP、Active Directory、RADIUSなどの外部サーバに転送するように設定できます。DKX2は認証ユーザごとに、そのユーザが属すユーザグループを認証サーバから受信します。次に、DKX2はユーザが属すユーザグループに基づいて、ユーザのアクセス権限を特定します。

ユーザ名とパスワードはどのように保存されますか?

Dominion KX IIの内部認証機能が使用され、ユーザ名やパスワードなどの全ての機密情報は暗号化された上で保存されます。ラリタンのテクニカルサポートや製品エンジニアリング部門の担当者も含め、このユーザ名とパスワードを引き出すことは誰にもできません。

Dominion KX IIは強力なパスワードをサポートしますか?

サポートします。Dominion KX IIには、管理者が設定できる強力なパスワードチェック機能が用意されており、ユーザが作成するパスワードが企業内標準や政府標準に準拠し、総当り攻撃のハッキングに対しても抵抗力があることを確認できます。

電子証明書をDominion KX IIに更新できますか?

はい。

Dominion KX IIは、構成可能なセキュリティバナーに対応しますか?

はい。政府や米軍といったセキュリティの厳しいユーはユーザログインの前にセキュリティメッセージを要求します。KXIIはユーザが構成するバナーメッセージと、合意を求めるオプションを表示させることができます。

当社のセキュリティポリシーでは標準のTCPポート番号が使えません。変更は可能でしょうか?

可能です。セキュリティ強化のために標準TCP/IPポート番号を使えないユーザのために、Dominion KX IIの管理者は他の番号で構成することができます。

スマートカード/ CAC

Dominion KX IIはスマートカードやCACに対応していますか?

はい、ファームウェアバージョン2.1.10以上で対応しています。

CACとは何ですか?

CACは、国 土の安全保障に関する大統領指令12(HSPD-12)に対応して米国政府が発行したスマートカードの一種で、米軍や連邦職員に使われています。単一のIDで多目 的に利用可能です。詳細については、 FIPS 201の基準を参照してください。

どのKX IIモデルがスマートカード/CACに対応していますか?

すべでのモデルが対応しています。ただし、Dominion KSX IIとDominion KX II-101は対応しておりません。

エンタープライズおよび中小規模システムでもスマートカードは使いますか?

はい、ただし、最も積極的に展開しているのは米国連邦政府です。

どのCIMがスマートカード/CACをサポートしますか?

どのCIMがスマートカード/CACをサポートしますか?

必要なファームウェアバージョンは?

Dominion KX IIの2.1.10 以上です。

どのスマートカードリーダーをサポートしますか?

USB CCID とPC/SCです。詳しくは2.1.10のユーザガイドをご覧ください。

スマートカードはローカルポートやCC-SG経由でも動作しますか?

動作します。ローカルポートでもCC-SG経由でもスマートカード/CAC認証は動作します。ローカルポートについては、互換性のあるスマートカードリーダーをDominion KX IIのUSBポートに接続してください。

Paragon のスマートカード対応機器は使えますか?

いいえ、使えません。P2-EUST/CとP2CIM-AUSBなDominion KX IIのソリューションではありません。

より詳しいDKX IIのスマートカード情報はどこで入手できますか?

リリースノート2.1.10 とDominion KX IIのユーザガイドをご覧ください。

管理性

Webブラウザを使用して、Dominion KX IIをリモート環境から管理、構成することは可能ですか?

可能です。Dominion KX IIは、Webブラウザから完全にリモート構成できます。このとき、ワークステーションに適切なバージョンのJRE (Java™ Runtime Environment)がインストールされていることが必要になります。DKX2のIPアドレスの初期設定を除く、ソリューションに関する全ての内容をネットワーク経由で完全に設定できます(実際には、クロスオーバEthernetケーブルとDKX2のデフォルトIPアドレスを使用すれば、初期設定もWebブラウザから構成できます)。

Dominion KX IIの構成をバックアップし、復元することはできますか?

できます。Dominion KX IIのデバイス構成とユーザ構成は、重大な障害が発生した場合に後から復元できるように、完全にバックアップできます。DKX2のバックアップ機能と復元機能は、ネットワーク経由でリモート環境から使用することも、Webブラウザから使用することもできます。

Dominion KX IIでは、どのような監査またはログ記録が可能ですか?

説明責任を果たすために、Dominion KX IIは全ての主要イベントを日時タイムスタンプ付きでログに記録します。たとえば、ユーザログイン、ユーザログアウト、特定サーバへのユーザアクセス、ログイン失敗、構成変更などのイベントが記録されますが、これにとどまりません。

Dominion KX IIとSyslogを統合できますか?

できます。Dominion KX II独自の内部ロギング機能以外に、DKX2はログに記録される全てのイベントを集中Syslogサーバに送信できます。

Dominion KX IIとSNMPを統合できますか?

できます。Dominion KX II独自の内部ロギング機能以外に、DKX2はSNMPトラップをHP OpenViewのようなSNMP管理システムに送信できます。

Dominion KX IIの内部クロックを時刻サーバと同期させることはできますか?

できます。Dominion KX IIは、業界標準のNTPプロトコルに対応しており、企業の時刻サーバまたは公共の時刻サーバ(送信NTP要求が企業ファイアウォールの通過を許可されている場合)のいずれかと同期させることができます。

技術文書およびサポート

Dominion KX IIの技術文書はどこで入手できますか?

技術文書はRaritanのwebサイト上のファームウェアと技術文書の頁にあります。ファームウェアリリースごとに文書のリストがあります。

どのような技術文書がありますか?

クイックセットアップガイド、ユーザガイド、KVMとシリアルクライアントガイド、リリースノートなどがあります(一部は英文のみ)

オンラインヘルプはありますか?

オンラインヘルプはRaritan.comの技術文書の頁にあり、Dominion KX IIのユーザインタフェースからアクセスできます。(英文のみ)

使用中のサーバにどのCIMを使えばよいのでしょう?

Rarita.comのWebサイト上のCIMガイド(英文)をご参照ください。

Dominion KX IIのハードウェア保証は?

2年間の標準保証と、5年までの有償延長保証があります。

その他

Dominion KX IIのデフォルトのIPアドレスはなんですか?

192.168.0.192です。

Dominion KX IIのデフォルトのユーザ名とパスワードはどのようになりますか?

Dominion KX IIのデフォルトルユーザ名とパスワードは、admin/raritan (全て小文字)です。ただし、セキュリティ上の観点からDKX2初回起動時に、管理者にデフォルトの管理ユーザ名とパスワードの変更を求めます。

Dominion KX IIの管理者パスワードを変更しましたが、新しいパスワードを忘れてしまいました。パスワードを教えてもらうことはできますか?

Dominion KX IIには、ハードウェアリセットボタンがあります。これを使用することで、デバイスの設定は出荷時の設定にリセットされ、デバイスの管理パスワードもデフォルトパスワードにリセットされます。

Dominion KX IからDominion KX IIへの移行はどのように行いますか?

通常は、Dominion KX Iのお客様は既存のスイッチを継続してご利用いただけます。データセンタの拡張時に新しいDominion KX IIモデルを購入し、それを利用できます。ラリタンの集中管理アプライアンスであるCommandCenter Secure Gatewayとマルチプラットフォームクライアント(MPC)はどちらも、DKX1とDKX2の両方のスイッチをシームレスにサポートします。

既存のKX I CIMとDominion KX IIを併用できますか?

既存のDominion KX I CIMとDominion KX IIは併用できます。さらに、Paragon CIMも一部のモデルがDKX2と併用できます。このため、KVM over IPへの切り替えを検討しているParagon Iのお客様は、DKX2に簡単に移行できます。しかしDKX2導入の際には、仮想メディアや「ずれないマウス」といった機能をサポートするD2CIM-VUSBやD2CIM-DVUSBの購入をおすすめします。

スクリーンショット

仮想メディア

仮想メディア

ユーザは仮想メディアを使うと、KVM接続の間にデスクトップからドライブとメディアをデータセンタのサーバにマウントすることができます。この画面は、CD/DVDドライブまたはISOイメージを接続できるパネル例を示しています。

ずれないマウス

ずれないマウス

Dominion KX IIのずれないマウス機能は、サーバの設定を変更する必要のない、完全なマウス同期をWindowsサーバに提供します。これこそ、究極のプラグ&プレイです!

二重化電源と二重化ギガビットイーサネット

二重化電源と二重化ギガビットイーサネット

信頼性を強化する二重化電源、二重化ギガビットイーサネット、自動フェイルオーバを装備した、業界で唯一のKVM over IPスイッチ。この画面では、電源装置に障害が発生した際に警告を自動的に発するよう設定できます。

iPhone と iPad経由の KVMアクセス

iPhone と iPad経由の KVMアクセス

Dominion KX IIに接続されたサーバにiPhone や iPad経由で、BIOSレベルのアクセスを提供。iPadユーザにとって便利なだけでなく、24時間365日の緊急アクセスがより便利になります。Safariブラウザを使うため、アプリケーションのインストールは必要ありません。この機能を活用するには、CC-SG5.2以降のバージョンが必要になります。

Webブラウザベースのローカルおよびリモートユーザインタフェース

Webブラウザベースのローカルおよびリモートユーザインタフェース

Dominion KX IIは、ローカル/リモート共通の、使いやすいユーザインタフェースを提供します。

業界最高のビデオ品質

業界最高のビデオ品質

業界で最高のビデオパフォーマンス - 1920x1080ビデオ画像、自動カラー補正、設定可能な帯域幅。KVM over IPでこれだけのパフォーマンスは他に類を見ません。

Digital Audio

デジタル音声対応

仮想メディアセッション中に、リモートから音声アプリケーションにアクセスできます。再生も録音もサポート。IT管理者だけでなくソフトウェア開発者、放送関連、エンタテイメント業界のエンジニア、コンテンツ制作者に便利な機能。USBデジタル音声、CD品質の音声、音声バッファ設定、アナログやUSBスピーカーやマイクにも利用可能です。

リモート電源制御

リモート電源制御

Dominion PXに接続することで、ユーザはサーバの電源をオン/オフすることができます。

Active Directory統合

Active Directory統合

Dominion KX IIは、ユーザログインにActiveディレクトリ、LDAPおよびRadiusサーバ認証を利用できます。Authentication(認証)ページでは、既存の認証サーバへアクセスするようDKX IIを構成できます。

セキュリティ:AESと強力なパスワード

セキュリティ:AESと強力なパスワード

Dominion KX IIは、128ビットAES(Advanced Encryption Standard)暗号アルゴリズムと強力なパスワードを用いた、強固なセキュリティ機能を装備しています。これらの機能は、セキュリティ設定ページで有効化と設定ができます。

User/Group Outlet Permissions Window

監査、証跡、ログ管理

監査、証跡、ログ管理を行うために、イベントログをSNMPまたはsyslogサーバに転送することができます。対象のイベントと送信先は、イベント送信先ページで設定します。

ラリタン製品との互換性

ラリタン製品との互換性

第2世代のDominion KX II は、ラリタンのDominion KX、Paragon II と互換性があります。マルチプラットフォームクライアント(MPC)は、Dominion KX とKX II の両デバイスにシームレスなアクセスを提供します。さらに、Dominion KX II は一部のDominion KX とParagon II CIMに対応します。

Command Center Secure Gateway (CC-SG) による管理

Command Center Secure Gateway (CC-SG) による管理

大規模なシステムにおいて、CC-SGは複数のDominion KX II とその他のラリタンデバイスに接続されたサーバへの統合アクセスを提供します。CC-SGはDominion KX II ファームウェアの一括アップグレードもできるため、管理者の負担を軽減できます。

Asian Language Support

日本語対応

リモートユーザインタフェースとKVMクライアントで日本語や中国語対応が可能になりました。KVMスタンドアロンでも、もちろんCC-SG経由で利用できます。

Blade Servers

ブレードサーバのサポート

HP、IBM®、Dell®、Ciscoといった主なブレードサーバをサポート。Dominion KX IIはシンプルでセキュアなKVM-over-IPアクセスを(1)ローカルで(2)IP経由のリモートで(3)CC-SG経由で(4)モデム経由で提供します。ブレードサーバはワンクリックアクセスでシャーシごとに表示されます。Dominion KX IIのブレードサポートでは、管理システムを必要としないという他社にない特徴があります。CC-SGと併用すれば、シームレスなブレード管理に加えてポリシーとセキュリティ管理の集約が可能です。

Full Screen Mode

フルスクリーンモード

フルスクリーンビデオ表示によりターゲットサーバに直接アクセスと同じ操作感を得られます。ウインドウの境界線やツールバーなしに表示できます。新しい「ポップアップ」メニューバーで、KVMクライアント機能もフルスクリーンモード中に利用できます。

Tiering (Cascading)

テイアリング(カスケード)

複数のDominion KX IIスイッチをテイアリングによって接続し、データセンタ内からもリモートPCからでも、統合されたポートリスト経由でアクセスできます。ここで接続されたすべてのサーバは、統合ポートリストまたは検索(ワイルドカード)でアクセスできます。

Port Scan and Thumbnail Views

ポートスキャンとサムネイル表示

選択したサーバをスライドショーやリアルタイムのサムネイル表示が可能。サーバのリストを選択し、スキャン間隔を設定すれば複数のサーバを簡単に監視できます。サムネイル表示を選択してリアルタイムでサーバの表示を更新することも。特定のサーバへのKVMセッションをいつでも開始できる便利な機能です。リモートもローカルもサポートします。

Dual Monitor

デュアルモニタ

作業を効率化のためにKVMセッションを複数のモニタで開始できます。フルスクリーンでも標準モードでも可能。ここでは、1つの画面でサーバのリストを表示して、ほかの画面でフルスクリーンモードにすることもできます。または片方をセカンダリにして、デスクトップのモニタはKVM専用にすることも可能です。

Smart Card & DoD CAC

スマートカードとCACサポート

スマートカードやCACによる認証にも、ローカル、IP経由、CC-SG経由で対応します。米国政府のHSPD-12やPIV, CAC指令、 ISO 7816, PC/SC、CCID標準に対応します。スマートカードは全モデルで D2CIM-DVUSB のCIMを併用することで対応可能になります。

FIPS Certified Encryption Module

FIPS認定暗号化モジュール

政府や軍隊のように高度なセキュリティを要求される環境をサポートするために、Dominion KX IIはデジタルKVMスイッチとして初めてFIPS140-2 暗号化モジュールに対応しました。この暗号化モジュールは米国とカナダで機密情報を保護するために連邦政府が採用しているものです

Security Login Banner

セキュリティログインバナー

政府をはじめセキュリティを重要視する環境では、ユーザログイン前にセキュリティのメッセージが必要になります。そのためにユーザ側でのバナーメッセージの設定を可能にし、ログイン前のメッセージ確認が要求できるようにしました。

Dual-Stack IPv4 and IPv6 Networking

デュアルスタックのIPv4,IPv6ネットワーク

IPv4と IPv6の同時サポートでデュアルスタックのIPネットワークが可能です。

Dual-Stack IPv4 and IPv6 Networking

拡張BIOSアクセスのためのUSBプロファイル

仮想メディア用のデュアルCIM(D2CIM-DVUSB)とUSBプロファイル機能で仮想メディアドライブのBIOSまでの拡張が可能。

Connect / Disconnect Scripts

接続/切断 スクリプト

サーバに接続、切断する際に実行するスクリプトが定義できます。サーバの起動、開始、ログイン画面、自動ログオフに便利です。

Raritan Compatibility

他のラリタン製品との互換性

Dominion KX II は、Dominion KX I や Paragon IIといったほかのラリタン製品との互換性を維持しています。マルチプラットフォームクライアント(MPC)により.Dominion KX IもKX IIもシームレスにアクセスが可能。さらにDominion KX IIはDominion KX I や Paragon IIのCIMもサポートします。

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