Raritan - KVMスイッチでサーバとネットワークの運用管理を効率的に
    
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通信総合研究所

非常時通信の研究には複数ユーザが集中管理可能な本格的なKVMスイッチが必須条件    
通信総合研究所
巨大PDPの手前は管理コンソール
通信総合研究所
独立行政法人
通信総合研究所
情報通信部門 非常時通信G
大野 浩之 博士(理学)
■導入目的
複数ユーザで100台程度のサーバを集中管理でき、東京と関西の2拠点を同時に管理可能とする。
■導入機種
Paragon UMT1664(2台) Paragon UMT8(5台) MasterConsole MX416(10台) TeleReach TR360(1台) TeleReach TR364(2台)
■導入効果
研究施設のサーバを集中管理するだけではなく、コンソールを好きな場所に設置でき、KVMスイッチによるネットワークを構築中

ラックの右上のユニットがParagonUMT1664

UMT1664で16ユーザの
アクセスを可能とする

ネットワークセキュリティ
研究施設

危機管理用
オペレーションルーム
独立行政法人 通信総合研究所(現:情報通信研究機構)情報通信部門 非常時通信グループでは、高度情報通信危機管理研究施設で多くのコンピュータを使って、インターネットの危機管理、例えば不正アクセスの再現実験や、インターネットを使った危機管理、大規模災害時の被災地の情報を登録して検索できるIAAシステムなどの研究をしている。1994年に始めて4CPUに対応した台湾製のKVMスイッチを個人的に使い始め、その後も何種類かのKVMスイッチを使ってきたという、KVMスイッチを知り尽くしているグループリーダーの大野氏に、ラリタンのKVMスイッチを選択した理由を伺った。「今まではプライベートでシングルユーザ対応のいろいろなメーカーのKVMスイッチを使ってきました。しかし今回は、非常時通信の研究のために、複数ユーザが集中管理できる本格的なKVMスイッチがどうしても必要となったのです。何社か試した結果、RaritanのKVMスイッチを選択しました。」と語ってくれた。
キーポイントは安定したマウスのコントロール!
今までKVMスイッチを評価してみて、キーボードコントロールは、ほとんどのメーカーで問題がなかったが、マウスに関しては、コントロールが難しく不安定なものが多いらしい。「通常、3バイトの情報で管理されているマウス情報が切替えるタイミングによっては、取りこぼしが発生する可能性が常にあります。マウス情報は、1バイト取りこぼすとどうしようもなくなるという構造欠陥があるんです。」と大野氏は言う。
例えば、1バイト分の情報が消失するとそれ以降の情報が読み取れなくなり、リカバーするか切り捨てることにより整合性を保つ必要がでてくる。「如何に整合性を保つかが、KVMスイッチの腕の見せ所と考えています。RaritanのKVMスイッチはその点他社に比べて非常に安定していると判断しました。」と大野氏は述べた。
便利なKVM信号をUTPケーブル配線可能なParagonを選択
ちょうど、時期的に登場したてのParagonで、Cat5E対応UTPケーブルで、最長300m引き回せる点も高く評価して頂いた。「現在、平成12年度から入れ始めた不正アクセス研究システムでParagon UMT8をベースにMasterConsole MX416とのカスケードによるコンビネーションで使用しています。ネットワークセキュリティ研究施設の中だけでも約100台のサーバーを手元のコンソールやPDPに大写しにして操作しています。」と語った。オンスクリーンメニューを使った切替や複数ユーザのアクセスが可能という点も、分散しているコンピュータを集中管理する上で便利な機能といえる。
TeleReachによるネットワーク構築
更に、東京本所と関西先端研究センターと相互接続をさせるために、リモートアクセスを可能とするTeleReachTR364の導入を決めた。
実際にADSL回線を引きVPNで専用回線化することで、外部と遮断された環境で遠隔操作が可能なネットワーク環境が可能となる。
「既存のネットワークとは別にKVMによるネットワークの構築を考えたのは、サーバーを全く別のポリシーで管理したかったからです。KVMで操作不能な場合は電源をOFF/ONするか、ハードディスクの交換が必要な状態であると考えられます。逆にそれ以外であれば現場にいなくても、監視や障害復旧がTeleReachを経由したKVMアクセスで可能となるわけです。」今後は、海外出張の多い大野氏も、海外からリモートアクセスする機会が増えそうだ。
本格的な危機管理用のオペレーションルームを構築
危機管理研究用実験施設では、左右に大きなプロジェクタからの映像を映し出すスクリーンと、中央に16分割可能な大型ディスプレイを配置し、14名のオペレータ用のコンソールを配置したオペレーションルームを構築している。ここでは、他の画像用の切替システムと組合せて、テレビの報道とコンピュータの画面が混在でモニタリングできる。「ここでは、スーパーバイザーが各オペレータの処理すべきコンピュータを選択し、誰がどのコンピュータを管理するか指示します。非常時オペレーションルームはパソコン教室の技術を導入することで、いっそうの性能向上が可能だと考えており、今仕様をまとめて論文化しています。Raritanでも新しいソリューションとして考えてみてはいかがですか」と大野氏は語る。今後のラリタン製品開発の参考になる意見を頂き有難うございました。

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