Raritan - KVMスイッチでサーバとネットワークの運用管理を効率的に
    
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北陸IT研究開発支援センター

Paragonでコンソールをサーバから離すことで 開発研究者は、快適な空間で作業が可能!    
通信・放送機構 TAO
北陸IT研究開発支援センター
北陸IT研究開発
支援センター

統括研究指導員
佐野 正行
■導入目的
5000台規模の仮想ネットワーク環境を擬似的に生成するための512台のサーバを取りまとめる。
■導入機種
Paragon(20台)
UST1(12台)
■導入効果
用途が研究開発となるため、作業環境の悪いサーバルームから共用研究室にコンソールを移動できた。

シミュレータ研究室
(サーバルーム)
共用研究室
北陸IT研究開発支援センター(現:情報通信研究機構)は、産学連携によるIT研究開発の促進と、北陸エリアでの研究機関の集約による地域産業の振興を目的として、総務省の認可法人である「通信・放送機構(TAO)」が設置した共同利用型の研究開発施設である。センターでは、シミュレータ研究設備、解析研究設備、共用研究室、ネットワーク設備の計4つの研究開発設備を設置している。特に、ネットワークの挙動解析・研究などに最適な、極めて実環境に近い仮想的なネットワーク環境を用意し、次世代ネットワークに関連する技術の研究開発を強力に支援している。
センターの統括研究指導員の佐野 正行氏にParagon導入の経緯を聞いた。
Paragonで5ブロックに分かれた 512台のサーバを集中制御
北陸IT研究開発支援センターがParagon(パラゴン)を導入したのは、隣接する北陸先端大学の教授の薦めもあり、コンソールを取りまとめることが、業務効率を考えると必要不可欠であると判断されたからである。具体的には、512台のクライアント装置集中管理しなければならない。1ラックに平均24台のNECサーバを入れラックごとに1台のParagonで束ねて、更にカスケード接続により集中管理を可能としている。
「このセンターの特徴は512台のネットワーククライアント装置で5000台規模の仮想ネットワーク環境を擬似的に生成することです。現状は、便宜上これらを5ブロックに分けて管理していますが、各ブロックでも管理し、更に全てのブロックも総合的に管理できる必要がありました。Paragonはこの要求を十分満たしてくれています。」と佐野氏は話す。
利用者がParagonを使い自分の机から操作
当初は、ブロックごとに束ねられればいいと、シミュレータ研究室(サーバルーム)内に複数のコンソールを置き、運用をスタートした。しかしラックの中に設置したコンソールでは、立ち作業となり作業しにくく、空調やサーバの音もうるさいので、集中して作業ができない。そこでParagonのコンソールをUTPケーブルで伸ばして共用研究室の快適な環境で作業できるようにした。「当初、2段のカスケード接続によりブロックごとの管理を行っていたが、今はParagonの3段カスケードでそれらを全て束ねて、どこのコンソールでも全てのブロックにアクセスできるようにしています。」と述べる。Paragonが持つアクセスレベルの設定により、ブロックごとにアクセス制限を持たせることで、複数の利用者が干渉しあわないようにしている。
全サーバのログインにかかる時間が削減
多くのParagonユーザは、サーバの運用管理を目的としているため、メンテナンス時に活躍するが、北陸IT研究開発支援センターの場合、開発研究用擬似インターネット環境を常に変化させるために、サーバへの設定変更などの操作が多発し、Paragonによる切替操作も頻繁となる。「電源のON/OFFは自動で行えるようにしているが、ログイン作業は全て手作業となるためKVMスイッチは無くてはならないアイテムとなっています。Paragon無しで運用するなんて、今からでは考えられませんね。」と佐野氏は言う。
今後のリモートアクセスの必要性
「今後は、当センターを利用いただく研究開発者の作業効率を上げるため、Paragonを大いに活用して、使い勝手の良い環境に拡張していく予定である。その要望の一つとして、外部からのアクセスを可能とするTeleReachを今後検討してみたい。」と語る。センターの利用者は、北陸地区に限らず首都圏からも泊りがけで訪れる。研究期間中、ちょっとしたことで確認したい時、わざわざセンターまで行かなくても、いつでもどこからでもアクセスできる環境があれば利用者に喜ばれるだろう。TeleReachを使ったリモートアクセスのニーズが今後はさらに高まりそうだ。

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