Raritan - KVMスイッチでサーバとネットワークの運用管理を効率的に
    
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スバルシステムサービス株式会社

サーバルームへの人の出入りを最小限にしセキュリティのアップを実現。 運用管理の効率化とコスト削減を考えたらKVMスイッチParagon II だった。 
 
●3拠点に分かれたサーバの管理 ITILに準拠したシステム作りを
 
スバルシステムサービス(以下:SSSと略)は富士重工業株式会社のITシステム部門より1995年に独立して創立された。その後同社の業務システム、WEBパッケージ、クライアントサーバシステムを運用管理している。その中で運用保守サービス本部は、2004年11月よりITIL(ITサービスマネジメントの品質を向上させるために必要な業務プロセスを規定したもの http://www.itsmf-japan.org/itil/index.html )に向けた組織改定を行っており、より効率的なシステムの運用管理をテーマに、日々業務に勤めている。その中のサービス技術部は現在新宿、群馬、大宮の3拠点のサーバを、データセンターと共にシステムの稼動が滞りないよう管理・運用している。最初にKVMスイッチParagonが導入されたのは群馬事務所だった。
Paragon II P2-UMT832M KVMスイッチ本体
Paragon導入前はサーバごとにコンソールが入り、業務システム案件ごとに増設され、それぞれのラックへ無軌道にマウントされていく機器の管理は、運用上もスペース上も無駄が多かった。そのような状況で運用管理に頭を悩ませていたところ、信頼性と拡張性に優れたKVMスイッチParagonの存在を知りKVMスイッチParagonを有効活用した”統合コンソールシステム”として導入を決定することとなった。 統合コンソールシステムの構築(KVMスイッチParagonを導入)により、ラックスペースをはじめ、サーバルーム内の無駄が無くなり、運用管理も効率化することができた。また、サーバ機器1台あたりにかかるKVMのコストを大幅に削減することに成功した。さらに、その実績を元に2004年4月には大宮事務所のサーバルームにもKVMスイッチParagonの採用が決定し、統合コンソールシステムの範囲拡大を行った。大宮事務所のサーバルームでは、Paragonの後継機であるParagon IIを導入することにした。製品はリリースされたばかりということもあってSSSがParagon II のファーストユーザとして導入を行った。
 
●サーバを止めない運用管理はRaritan独自のエミュレーション技術で実現
 
SSSデータセンターでのParagon導入前の管理は、 ラックごとにKVMドロアーを配置しラックの前での立ち作業が通常だった。
250台近くのサーバが設置された大規模なデータセンターであるため、 異機種混在環境を効率的に 運用していく必要があった。信頼性と拡張性に優れたParagon IIを導入したことにより、その長所が遺憾なく発揮された。 「これだけ多くのサーバがありますと、配線や設置移動の度にサーバのコンソールを設定し直すのは大変です。 このKVMスイッチシステムでは、サーバIDをCIMが持っていてくれることと、 CIMによるKVMエミュレーションでサーバを止める必要なくキーボード・マウスの接続換えやケーブルの引き回しができますので、サーバのメンテナンス時など非常に便利で助かります。」と石黒氏。
 
●サーバルームへの人の出入りを減らすことでセキュリティをアップ。 作業進行状況をリモートから確認し、作業効率もアップ!
 
 
電算部 石黒氏
「一番大きな変化は『人の出入りが格段に少なくなったこと』ですね」と石黒氏。
「今まではラックごとにKVMを導入していたため、管理者がサーバに張り付いてその場で作業したり、 ベンダーの作業者が入ってしまっていたりとサーバルーム内に人が頻繁に出入りしていました。 ですがParagon IIを導入することでサーバ機器とKVMを離すことができますから、『セキュリティの強化』を目標とした『人が無駄に出入りしないサーバルーム』ができそうです」。どこのサーバルームでも『サーバルームのセキュリティの向上』は今後、取り組むべき命題になる。セキュリティ対策のソフトウェアなどと同じように、物理的に『人を遠ざける』 ことは重要だろう。ハードウェアによるリモートアクセスができることでこの『物理的』なセキュリティが向上されたと言える。
他にも、「一日に一回『災害対策を目的としたバックアップ媒体の回収作業』を実施していました。ですが、ParagonⅡを導入したことで、離れた別室から一斉に対象サーバのバックアップ処理状況を確認し、バックアップ処理が終わったころを見計らって、一気にバックアップ媒体の回収に回ればよくなったので作業効率がかなりアップしました。また、一日数時間の時間短縮にもなりました」と星野氏。サーバとKVMを離せる事で見えないコストである『作業時間の短縮』にもParagonは一役買っている。
 
●拡張性と汎用性 Paragon IIとIP-Reachを組み合わせることで ミッションクリティカルな環境でのサーバの運用を実現できる
 
電算部 星野氏
サーバを新規に導入する際にも、スイッチとの相性を気にすることなく「基本的なCIMを準備しておけば大抵のサーバへ繋げるので計画的に拡張ができています」と星野氏。 「Paragon II 導入を考えた理由はモデルチェンジが大きかったんですよ。 筐体のデザインもかっこよくなりましたし、なによりCIMが小さくなってラック内での取り回しが楽になったのがよかったのです。 配線は代理店にご協力いただき、自分の思うように長さの調節ができたので、それも助かりました」。いち早くKVMスイッチParagonを採用したことで、その効果を享受できた星野氏。現在LAN環境を使用してハードウェアによるリモートアクセスを実現している機器(IP-Reach)を使用し、他事業所に設置されている機器の一元管理化を考えている。「将来的には休日や深夜なんかに家からも確認できるようなVPN回線を利用したリモートアクセス環境を実現したいと思っています。あまりにも便利なので出張が減りそうです」と少し残念そうでもあった。

「今後はParagonⅡに備わっているアクセス権限の設定を活用して、サーバの利用部門ごとに運用管理のレベル分けを行い、より強固なセキュリティの確立とともに業務の効率化を図っていくつもりです。」と石黒氏。スバルシステムサービス流の『カイゼン』はまだまだ続いているようである。








写真は、(左)レガシィ (右)SUBARU R1

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スバルシステムサービス株式会社
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スバルシステムサービス
株式会社

電算部 星野裕規
      石黒隆司
■導入目的
・運用管理の効率化
・サーバルームの
  セキュリティの向上
■導入機種
Paragon II 7台
・ P2-UST 6台
・ P2-CIM 増加中
・ IP-Reach M2 1台
・ ConsoleSwitch 1台
■構成図>> ダウンロード
■導入効果
サーバの増設がしやすい
データセンターへの出入りが減った
リモート管理が可能なためオフィスの机上からサーバの状況を確認できる
P2-CIM(Paragon IIコンピュータインタフェースモジュール)。サーバのKVMポートPS/2、USB、SUN、SUNUSBなど選択し接続。反対側はRJ45.

ラックマウントされたRaritanの機器。上からIP-Reach、Paragon II ユーザステーション、Paragon II .

 

遠隔地に設置したコンソール装置。(上図)。下のラックに、UST1をラッキングしている。(下図)

 

サーバ機器の導入時は、システムメンテナンス時に利用する可動式コンソール(上図)

 

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