Raritan IP-ReachTM TR-Series で財務テクノロジー企業のあの日を救済
コネチカット州スタムフォードに本社を置く NYFIX は、仲買会社、国際銀行および株式とその派生商品の取引を行う高度な電子商取引システムを開発し、販売している。この会社が開発した NYFIX Network を使用すると、ユーザが購入側、販売側、および取引フロア環境間の取引データを電子的に通信できる。ニューヨーク証券取引所のフロアで取引をする企業の約 50 %が NYFIX の壁掛け式タッチスクリーン端末を使用して、株の注文を秒単位で電子的に処理している。紙を使用して取引を行っていた頃 (今日でもまだ使用されているが) に比べると格段の進歩である。この会社は、ランナーがハンドヘルド PC を使用して、株を追跡し、注文を行い、取引を完了すること、そして、これらすべてを NYSE のフロアから行うことで、さらにその技術を次のレベルに上げようとしている。
NYFIX は、金融業界で最も急速に成長したイントラネットの 1 つである。NYFIX は、500 を超える高速イントラネット回路と 1,000 の代替回線を使用して、一日におよそ 400,000,000~750,000,000 株の注文を処理する。
2001 年 7 月、NYFIX 社の Internet Technology 部門の副社長である Sean Lentner 氏は、自社の数百台に及ぶ基幹サーバとネットワーク デバイスにアクセスできるリモート KVM ソリューションを必要としていた。「Wintel サーバに移行したとき、管理者がハードウェアにアクセスして BIOS レベルでリブートしたり、シリアル ポート、RAID コントローラ、特定の CPU の機能などを無効にすることができないことがわかりました。」と Lentner 氏は述べた。「これらの機能を使用するには、管理者が 160 km 離れたリモート データ センターまで出向き、貴重な時間とリソースを浪費して、Terminal Services で各サーバ ボックスを再構成しなければなりません。」
「最初は、Dell 製の Apex [Avocent] スイッチを使用していました。この製品では大量のケーブル接続に終始しなければならなかったため、非常に不便でした。データ センターは床面積に限りがあるので、この状態で 30 台の 1U サーバを配置したのは悪夢のようでした。」と Lentner 氏は述べた。
Lentner 氏が Apex KVM ソリューションに対して抱いていた不満は、Raritan 社の正規販売代理店である Rackit® Technology Corporation (www.rackittechnology.com) が、定評のある Raritan 社の Paragon® with Cat5 SimplicityTMと IP-ReachTM TR-Series リモート アクセス オプションを導入したことにより解消した。「私たちは、この [Avocent] ソリューションを断念して Raritan 製品に移行しました。これなら、単に RJ45 ケーブルを使用して、コンピュータ インタフェース モジュール(CIM)を使用して、すべてのサーバを Paragon に接続するだけです。」「以前のソリューションでは、リモート コンソール GUI に接続する場合、個々のマシンの IP アドレスが必要でした。これでは、ソリューションではなく頭痛の種になります。Raritan 製品の場合、1 つの IP-Reach と Paragon スイッチにすべてのサーバが統合されています。したがって、多段カスケード構造のサーバ ファーム全体を簡単に管理できます。」Lentner 氏は Rackit Technology を通じて作業を続行し、Raritan KVM ソリューションを配置した。Rackit Technology は、IT 技術者に一連のエキスパート ソリューションを提供し、LAN とデータ通信ハードウェアを管理し、ネットワーク環境の効率的な管理、容易なアクセス、安全で十分なメンテナンス、必要な変更への対応などを可能にする。
Lentner 氏によると、IP-Reach の真価は 9/11 の悲劇の際に発揮されたという。当時、NYFIX は使用していた ASP モデルに IP-Reach を導入したばかりだった。9/11 事件が発生したとき、Lentner 氏とそのチームは取引を処理するために IP-Reach を使用して事件の被害を受けたニューヨークに基板を置くサーバからニュージャージー州にある 2 つのデータセンターのサーバにデータを移転し、再構築した。「弊社のお客様は、この日、IPReach を使用して新しいサーバを配置するために必要な応答時間が非常に短かったことに驚いていました。」と Lentner 氏。9/11 の数日後、NYFIX は議会の前で大都市圏にデータセンターを持つほかの財務テクノロジー会社に対して、自社のデータ センターがいかにテロリストの攻撃の影響を受けにくいかを説明した。IP-Reach のセキュリティと柔軟性はこのプレゼンテーションで広く知られることになった。
Paragon により、優れたパフォーマンス、Cat5 Simplicity、100% のサーバ可用性が提供され、BIOS レベルのトラブルシューティングや再起動まで可能になる。また、IP-Reach の 128 ビット SSL 暗号化リモート アクセスを使用することで、セキュリティに影響を与えることなく、セキュアなブロックされないマルチユーザアクセスによる究極のソリューションを提供できる。Lentner 氏によると、ニュー ジャージーのデータ センターではこれまで 1 台のサーバで Terminal Services に問題が発生したという。このとき、スタムフォードにある彼のオフィスから IP-Reach を使用して、リモートで BIOS レベルの再起動を行い、顧客グループを同じデータ センター内の他のサーバにシームレスに移動できたそうである。
NYFIX は Paragon/IP-Reach ソリューションに非常に満足している。「IP-Reach は、pcANYWHERE と Terminal Services では不可能だったことが可能になりました。それは、ネットワークが使用できない状態でも BIOS レベルでサーバにアクセスすることです。IP-Reach はスタンバイ リソースとして動作したり、アクティブ リソースとして動作したりします。」と Lentner 氏。NYFIX は、リモート データ センターに必要なスタッフの削減を実現した。さらに、ペンシルバニア州に拠点を置く Lentner 氏の IT セキュリティ スタッフは、ニュージャージー州のデータ センターのサーバにも同様にアクセスできる。
この財務テクノロジー会社は 9/11 の壊滅的状況によって被害を受け、その顧客データは危険にさらされている。NYFIX では、Paragon と IP-Reach を中心として、特にこのような「最悪の」事態に対応する災害復旧製品を開発した。 |