簡単、そして高度なParagon IIの機能を高く評価 |  |
| 兵庫医療大学サーバルーム。ローカルアクセス用のユーザステーションを2台配置 |
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| ラック中央部に設置されたParagon II(P2-UMT1664M)とP2-USTIP2 |
3台のユーザステーションは、サーバルームに2台と永田氏の執務する事務室に1台設置され、Paragon IIとはUTPケーブルで接続されている。加藤氏の研究室は別棟の3階にあるが、P2-USTIP2のKVM over IP機能を利用し、インターネット経由での遠隔操作を可能にしている。
「技術的には、Paragon IIを使わなくてもリモートアクセスは可能です。しかし、そのためにはWindowsのリモートデスクトップを設定しなければならない。すると今度は、それがセキュリティホールになる。あるいはLinuxなら、Xの画面をとばすための設定が必要となり、そこでエラーがでれば設定をやり直さなくてはいけないという手間があります。こういった、いちいちしなくてはならない設定が、Paragon IIによって不要となったので非常に助かっています。このへんがParagon IIの魅力です」と永田氏。
「大学側のスタッフで対応できないレベルの問題が発生した場合には、NTT西日本さんに連絡してSSL-VPNで管理セグメントに入ってもらい、そこからP2-USTIP経由でハードウェアにアクセスしてメンテナンスをしていただいています。ベンダごとにアカウントが作ってあって、サーバなりスイッチなり、それぞれに関係のあるハードウェアだけにアクセスできる設定としています。アクセスしていいハードウェア以外は、さわれないようになっているといった方がわかりやすいかも知れませんね。アカウントごとにアクセス権を設定し、操作の範囲も制限できるという機能は、Paragon IIならではのものでしょう」と加藤氏は機能を評価する。
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| Paragon IIとサーバの間はUTPケーブルで接続。KVM信号をエミュレーションするP2CIM-APS2につなげる |
「ハードウェアですから、サーバや個人端末に特別な設定をする必要がないのがいいですね。また、ケーブルがUTPケーブルですので長さを好きに調整できて便利です。それとParagon IIとユーザステーションとはケーブル1本で結ばれていますから、ユーザステーションの設置場所も簡単に変えられますね」と使ってみて初めて実感できたメリットも紹介してくれた。
開校まもない兵庫医療大学だが、最終的には職員・学生あわせて2100人規模になる。これによってサーバの増強が必要になることも予想されるが、運用スタッフが増えた場合もユーザステーションの追加で対応が可能であり、仮にサーバルームが移動しても、これまで通りのリモートでの操作環境が継承できる。Paragon IIはコンソールの集約以上の価値を生みだしているといえるだろう。