インターネットの健全性を見守る
ピットクルー株式会社は、“Webサイトの有人「看視」”をコンセプトとして掲げるサービス企業だ。Webサイトには、「サーキットを高速で走るマシンを見守り続けるピットクルーのように、24時間365日、人間のモラルに根ざした眼差しで、最新のインターネット社会をリードする皆様のシステムを見守る」とあり、社名の由来と同社のサービス姿勢が窺える。
同社は、「掲示板監視サービス」を主力事業としている。掲示板監視サービスとは、クライアントが運営するインターネット上の掲示板・ブログ・SNS等に投稿されるテキスト、画像、動画といったあらゆる形式のメッセージを、一定のガイドラインに基づいて監視するサービスだ。システムでは判断しきれない違法有害情報を、有人で、かつ24時間365日体制にて監視するのが同社の特徴だ。Webサイトのリアル監視により、基準に反する投稿の「削除/非公開」等の対応や、トラックバックスパムやスパムコメントへの削除対応、また著作権侵害等のおそれのある投稿への対応を迅速に行っている。
また、サーバ監視サービス、品質検証サービス、ユーザサポートサービス、Web巡回サービス、広告審査サービスなども行っており、ネットワーク社会における「人間」の役割を最大に活かすサービスとして需要が高まり、2000年設立以来、着実に成長し続けている。
iDCへの環境移行
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岡 巌氏 ピットクルー株式会社 管理本部 情報システム部 部長 |
ピットクルーは札幌、東京、名古屋、大垣の4箇所に拠点を持っている。従来は拠点ごとにマシンルームを用意し、サーバやIT機器を設置/運用していたのだが、最近になって外部のデータセンタの利用を開始し、それに合わせてラリタンのKVM over IP製品「Dominion KX II」や電源管理ツール「Dominion PX」を導入した。
iDC利用の経緯について、同社の管理本部 情報システム部 部長の岡 巌氏は、「会社の成長に伴い、拠点ごとのマシンルームでの運用では手間やコストのバランスが合わなくなってきた」ことが主たる理由だと語る。「会社の規模が小さいうちは、手元に機器を置いて自分たちで全ての面倒を見る方が低コストだったんですが、事業が拡大していく過程で、自分たちで全てをまかなうことがだんだん負担になってきました」。